▽2006/09/23(土)15:30 ▽競技場:ヤマハ
磐田 前半 大分
後半
カレン ロバート(後半9分)
犬塚 友輔(後半21分)
得点 松橋 章太(前半38分)
高松 大樹(後半23分)
高松 大樹(後半44分)
上田 康太(後半0分)
大井 健太郎(後半28分)
服部 年宏(後半44分)
警告 エジミウソン(前半20分)
上本 大海(前半22分)
大井 健太郎(後半28分)
退場
川口 能活 1 GK 選手 GK 1 西川 周作
茶野 隆行 3 DF DF 2 三木 隆司
田中 誠 5 DF DF 4 深谷 友基
金 珍圭 20 DF DF 22 上本 大海
太田 吉彰 17 MF →後35分 30 山崎 雅人
菊地 直哉 8 MF MF 5 エジミウソン
大井 健太郎 4 後24分← MF 6 梅田 高志
犬塚 友輔 33 MF →後40分 7 西山 哲平
船谷 圭祐 28 後26分← MF 11 トゥーリオ
服部 年宏 6 MF MF 17 根本 裕一
上田 康太 27 MF MF 21 梅崎 司
中山 雅史 9 FW FW 8 松橋 章太
カレン ロバート 22 FW FW 13 高松 大樹
山本 康裕 24 後30分← →後44分 31 福元 洋平


39歳バースデーのゴン中山が10カ月ぶりフル出場 (サンケイスポーツ)

磐田、若手2人起用も総力戦落とす (日刊スポーツ)

大分 磐田戦10戦目の初勝利 (スポーツニッポン)

磐田DF大井途中出場も5分で退場 (日刊スポーツ)

磐田MF犬塚プロ初ゴールも空砲 (日刊スポーツ)






実に主力で出られない選手が7人(前田、成岡、西、福西、村井、ファブリシオ、鈴木

これだけの欠場者を出しながら2-3という一進一退の攻防は評価できるという気持ちも確かにありますひらめき電球


ただ途中まで2-1とリードした場面があったからこそ

そこでもっと勝ち点へのこだわりをもった試合をしてもらいたかった。


勝っていた時、そして同点に追いつかれてから、そして大井が退場になって10人になってから

後半のめまぐるしく変わる試合展開の中で、状況に応じた瞬時の判断が大いに必要だったのに

昨日のジュビロはベンチもピッチもあまりにも無策であり、無思考むかっであったと思います。



まずはベンチワーク。

これは犬塚の交代期につきます。

鈴木が急遽、試合前にケガによる欠場となり、犬塚を代わりに入れるチョイスは決して否定できません。

僕は船谷の方が経験もあるし、実力も上だと思っているので

えぇ~はてなマーク」とは思いましたが


まぁ~それは監督が要求する仕事にもよるし、何より船谷は体調不良が伝えられていたので

そういう選択もあるか・・・・とは思いました。




ただ、前半を見た時点で犬塚のダメっぷり(犬塚を責めているわけではなく、ルーキーとしてはこんなものだとは思います

を見たら、早い時期での交代の手を打たないと・・・・と思って当然。

後半開始に代わらず出てきた時には、大きなため息がでました。

いつもの積極(消極も)交代はどこへやら・・・・です(@ ̄Д ̄@;)


しかし、遅まきながら後半の20分頃からベンチで船谷が準備され、いざ交代長音記号2

・・・・という時に


まさかの・・・・・犬塚がゴール虹


そりゃ~うれしかったです、当然大拍手キラキラです

確かにうれしかったですが・・・・

これはある意味ヤバイ(-。-;)と思い、もう1度ベンチを見ました。




そしたら案の定・・・・船谷は下がり、今度は大井が準備を始めています。



えッ!? 犬塚と大井を代えるの??

4バックにするのか???

またガチで守るきか・・・・まぁ~それもやむなしかな、今日の戦力なら。


と思ったら・・・・


その交代の前に、犬塚のサイドを梅崎に破られ、シュート。

川口の弾いたところを高松に押し込まれます(昨日はこんなのばっかパンチ!


意気消沈し、

おい、早く犬塚交代させろ~と増幅して思っていると・・・・


えぇ~~~!?

菊地に代えて、まさかボランチに大井を入れてきます。

もう頭の中がぐちゃぐちゃになりました。


おい、犬塚どうすんだ、犬塚はむかっ

犬塚は確かに点を獲ったことは十分評価できることですが、彼のサイドを梅崎を中心に明らかに狙われていたわけで

ここに手を打たなければ致命傷ドクロになったことは明白。


そんな心の叫びが通じたのか失点から2分後の26分に犬塚から船谷の交代がなったわけですが

昨日はこの遅れた5分の交代期が敗因ドクロだったと僕は思います。




付け足して言えば、その後大井の退場で10人になってからのユース山本投入も・・・・・??


他に適任がいなかったかもしれませんが、ユースで16歳の選手をあの場面で入れるのは酷でしょうしょぼん

まぁ~これは将来に置いて彼にとってのいい経験になればいいことですが

昨日の1試合で評価するなら、彼は間違いなく1人分の仕事も出来ていなかったしあせる

10人しかいない場面で入ってくる選手ではなかったと思います。


その時点で2-2、

とにかく何がなんでも勝ち点1を獲るサッカーグーを僕はするべきだと思ったし

だったら、守備の森下がいたわけで、梅崎に彼をもう1度マンマークでつけてもよかったと思います。


それにしても大分の梅崎はあれで19歳ですか・・・・・恐るべしですね。




そして昨日は選手たちにもひと言いいたいプンプン

特にベテラン選手にビックリマーク

若い選手に自由にやらせるのはいいですが、肝心な時にはもっと指示を出すべきだと思いますパンチ!

それはやはり昨日で言えば、2-2に追いつかれ、そして10人の劣勢になってから。

もうここからはしっかりと守備への意識をチーム全体で持つべきだし、

特にセットプレーでは、交代選手には誰が誰のマークにつくかもっとくどく徹底すべきだったと思います。


やはりそこは、怒ってでもメラメラ伝える鈴木の欠場が本当に痛かった・・・・といわざるを得ません汗

上田や途中から入った船谷がいい動きをしていただけに、もっとやり方があっただろう・・・・と首を傾けたくなりますむっ


後は相変わらずキーパーがこぼしたところへのフォローが出来ていない。

シュートを打たれた時点で足が止まってます。

昨日の3失点とも相手にとってはすべて“ごっつあんゴール”

ゴール前で敵選手を完全にフリーにしているわけで、やっぱりもっとマークをしっかりと徹底すべきだと思うし

それは練習からしっかりとやっていかないと身につかないのは当然です。




主力7人の欠場。

その問題点は大きく、チーム全体でケガをなくす工夫はもっと必要であることは明白です。

ここ数年間のジュビロの不調ダウンの要因の1つにそれがあるとも思っています。


ただ、昨日の試合に限ってはそれを敗戦の理由にしてはいけないと思います。

戦力不足によるボロ負けではないのです。

全く歯が立たなかったわけじゃない。


2-1になった時点で間違いなく勝機もあったし、最悪勝ち点1は獲れた試合


その場面、場面でどういう選択をすべきか、その選択をベンチや選手、もっと言えばサポーターも含めて

どれだけ統一した意志にできるかを徹底的に考えるべきです。


“勝ち点1”の意味を甘くみちゃいけないパンチ!


昨日なら、それは1つ上の順位にいる大分から勝ち点2を奪うことでもあったのです。


今チームでできることをしなかった。

今確実にできることは何だ!?


それは主力どうこうではなく

サックスブルーのユニーホームを着るすべてのものが、同じ方向を向いて

この時はこういう試合をするんだ、そのためにこういうプレイをするんだ

そんなプレイには大きな拍手をするんだ、エールを送るんだ!!


そういう一体となったものがないんだ・・・・・と僕は思うんです。

そしてそれが、昨日のような試合を落とし続ける今年のジュビロの全てだと思うんです。