沖縄移住って実際どうなの? | Ayumi気まま日記

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昨日、一昨日と梅雨の合間の晴れ空が広がり、
久々に海へ足を運んだりしていました🏖️
 
やっぱりこの島は
晴れると一段と魅力が増します。
 
 
 
 
さてさて。
 
今まで触れてこなかった
沖縄ライフの夢だけじゃない現実を
ご紹介しようと思います。 
 
なぜ今までしてこなかったか、
そして、なぜ今になって公開するのかなんだけど、
 
 
 
まず、今まで話さなかったのは、
単に自分がデメリットを見たくなかった、笑
 
自分の選択を後悔したくないし、
1度嫌だと思ったらガタガタとボロがでてきそうで、
目をそらしてた方が楽だったからです😌
 
 
じゃあなぜ、今?
 
それは、沖縄移住から1年がたってみて、
あらためて振り返るなかで
現実をだんだんと受け止められるくらい
落ち着いているから。
 
デメリットに気づいたからといって、
自分の選択に悔やむわけではないし、
ここでの学びだってまたたくさんあった。
それをちゃんとにわかっているから
あえてデメリット(現実)を公開してみようかと思ったわけです。 
 
 
かつての自分がそうだったように、
都会から沖縄移住を悩んでいるひとが
きっとたくさんいる。 
 
そんなときの参考になればと、思います♡
 
 
 
 
 
 

湿度が高い

 
移住前にさんざんいろんな人から
言われました。
 
『沖縄は島だから湿度が高いよ、カビだらけになるから気を付けてね!』
 
千葉の漁師町で生まれ育ち、
しばらく住んでいた横浜も港町。
 
常温では野菜やパンがカビてしまうことや、
クローゼットは閉めきっていると
衣類やカバンがすぐにダメになる。
こんなことにはもう慣れっこだった。 
だから正直そこまで沖縄の湿度は気にしていなかった。
(今もそんなに気にしてない笑)
 
皮製品は全部実家に送ったし、
もともと良い服は持ってきていません。
 
ただ、わたしには別の問題が。
 
 
昔からひどい偏頭痛持ちなんですね。
関東では雨が降るたびに頭が痛かった。
おまけに薬もアレルギーがあり、鎮痛剤は一切のみません。
 
だからこの湿度の高さ、

カビとかの問題でなく体調管理が本当にむずかしい笑い泣き

 
 
 
 

食品が高い

 
これは、はっきりとした理由がわからないんだけど、
個人的な解釈では
沖縄で製造してないものは海を渡って輸送しなくてはいけないから
その分高くつくのかなと思ってます。 
 
 
沖縄移住者の方たちから
野菜が高すぎる! という意見は
よく聞きます。
ただ、わたしの住む名護市には割と大き目な
ファーマーズマーケットがあり、
農家さん直産の新鮮なお野菜が、普通のスーパーよりも
かなり安く買えます。
 
だから、野菜はね、いいの。 
 
 
ただ、たとえば食パン…
関東でいつも買っていたものは168円でした。 
それがこっちでは205円です。 
 
全国的に出回っている有名食品も
沖縄では高く売られています。
 
わたしは牛乳飲まないんだけど、牛乳も
みなさんものすごく高いと言っていました。
 
そして、お肉もお魚も100円くらい高いびっくり
 
 
 
 

仕事が本当に少ない

 

みなさまご存じだとは思いますが、

沖縄は最低賃金が全国最下位です。 

それでも現在は、820円!

 

だいぶましになったほう星 

 

賃金が安いのは有名な話だけど、

仕事の量も種類も圧倒的に少ない。

 

この島へ来た1年前、まだまだコロナに対する意識が今よりも厳しく、

観光業で働きたかったわたしにとって

就活がとても大変でした。

 

名の知れた大きなホテルでさえ求人はストップされていたし、

営業していないホテルもまだまだたくさんあった。 

会社の事務なんて、もってのほか。 

募集は本当に少なく、あっても低賃金。

 

 

このままでは生活ができないと、

失業手当でなんとかしのいでいました。 

 

 

そのうちハローワークの訓練校に通うことが決まり、

失業手当の期間は学校卒業までに延長されて、

わたしは1年間ほぼ働かずに暮らせていたのです。 

(横浜の元勤務先、感謝!です。)

 

 

ところが、訓練校を卒業するときに

本格的に就職活動を開始したわたしは

その求人の少なさに再び驚いた。

 

名護だからっていうのはもちろんあります。

那覇だったらもっとたくさんの量があるし、

賃金もいくらか高い。

 

 

とにかく、この少ない求人の中から自分の興味のある職種を

探すことは不可能に近いと察した。

 

 

ここでは、仕事を選んでいる場合じゃないというのが

正直なところです。

 

無事に就職できたこと、そして賃金も平均より高くしてもらえたことは

本当に恵まれていました。感謝しています。

 

 

 

 

車の運転必須

 

 

これは、一般的な問題ではないです。

 

とてつもなくわたし主観のお話です。

 

 

 

わたくし、車の運転が大嫌いなんですね。

はっきり言いますが、本当に嫌い。笑

 

移住前は横浜に住んでいて車は必要なかったし、

その前は海外に住んでいたので運転はしていません。

 

実家は千葉の田舎で車社会なんだけど、

地元の友達はわたしが車の運転が好きじゃないことを

熟知してくれているので

ほぼみんなわたしの家に迎えに来てくれてました。笑

(みんな、本当にありがとう!❤)

 

 

つまり、免許を取って以来ぜんぜんまともに運転していないし、

そもそも本当に苦手なんです。

 

でも、移住前、なにを思ったのか、

 

沖縄に住めば運転も好きになるかも♪

だって南国だし、暖かいし♪

音楽とか流して、海沿いドライブして、

名護に住んでも 浦添とか北谷とかすいすい行けちゃうだろうな♪

 

 

なんてことを思っていた。

 

甘かった。

 

 

場所が変わっても、環境が変わっても、

「わたし」自身が別人になるわけじゃないんですよね。

 

 

沖縄に住んだからって今まで食べれなかった刺身が食べれるようになったり、

いきなり高所恐怖症がなおったり、

突然車の運転が超得意になってるなんてこと

 

当然だけど、そんなことはあり得ないんです。笑

 

 

わたしはわたしでわたしのまま。

 

 

「運転は慣れだよ、慣れ。」

「ずっと乗ってたら好きになるよ」

 

そうやって言ってくれる人もいるんだけど、

 

 

人間って嫌いなものに慣れれば好きになるっけ‥?

ピーマン嫌いな人が、ずっと食べてたら好きになる?

 

ならないです。ニヤリニヤリ

 

 

車の運転を不得意とするわたしは

名護から出ることができません。笑

 

まあ正確にはバスがあるので出られるんだけど、

1~2時間かけてまで那覇に行こうとも思わないし、

買い物は今のところネットで出来ちゃってる。

 

 

そう、この島は、生粋の運転好きな人に向いています。

好きになれない、乗れない って人には

胸を張って移住しなよ!とおすすめはできない、、かな。

 

 

 

食文化の違い

 

長期で住んでくると、どうしても見えてくる食文化の違い。

 

日本は世界的にも珍しい、その土地その土地で

特産物や名産物が違う独特な国ですね。

海外で暮らすと、本当にそれは驚くべき日本の美点と知る。

 

とはいえ、

それは旅行で楽しむのだから良いと言えるのかもしれない。

 

沖縄料理といえばなんでしょう。

 

麩ちゃんぷるー

ゴーヤーちゃんぷるー

ソーキそば

ポーク玉子

海ブドウやラフティー

いろいろあります。

 

もちろんどれもおいしくてわたしは好きです。

 

ただね、

関東で当たり前にあった

シェフ直伝の〇〇 や、 直産物の〇〇を使用したお料理

こだわりの食材を使った〇〇

みたいなものは、ほとんど見かけないのです。

 

新鮮なお魚料理、もう1年は食べていない。

聞いた話ではありますが、水温が高い関係で

タンパクが多く、本土のようなおいしいお魚はありません。 

熱帯魚がメインの沖縄では、アジやサンマなどの青魚もなく、旬のお魚はほとんど手に入らない。

 

そしてサクサクした天ぷらも、見かけません。

(沖縄の天ぷらはぼてっとしたもので、それはそれでおいしいではある⭐)

 

 

夜ご飯が食べられる飲食店はほとんどが沖縄居酒屋。

デートに使えるようなおしゃれなお店や

女子会に使えるようなお店は見当たりません。

 

(那覇にはもちろんあります!!たまたまわたしの近くにないだけです)

 

安くてボリューミーな沖縄食堂は

たくさんあるんだけど、

それ以外の飲食店は本当に少ない印象。

 

 

食にこだわっちゃうわたしには

これが結構な試練です。

 

 煮魚とか食べたいなぁ~🤤

 

 

 

  まとめ。沖縄移住のメリット

 

 

さて、

たくさん現実的なことを書いてしまったけど、

決して、沖縄移住したい人にやめときなよって言いたいわけではなくて。

 

この島はそれでもやっぱり

素敵なところもたくさんあるんです。

 

 

それはやっぱりなんといっても手つかずの自然が

そのまま残っているところ。

 

波に削られたままの形で残されている岩々。

名護に住んでいるので山も海もたくさんで

仕事で嫌なことがあっても、勉強で頭がパンクしそうになっても

歩いて15分で

無色透明な透き通る海へ行ける。

 

どんなに疲れていても、仕事帰りに見る夕日に癒されて

また明日からも頑張ろうと思えるし

人生やんなっちゃうよ!ってときだって、

ただぼーっと海を眺めていたら本当に悩みがすぅーっと消えてく。

 

星だって、

オーストラリアでしか見れないと思っていた

天の川が肉眼で見れたりする。

 

あと、地震が圧倒的に少ない。

地震が怖くて怖くてたまらないわたしにとっては

”揺れない” ってすっごく安心要素。

 

 

それにもう1つ。

沖縄移住の最大の特権、この町の人の良さには何度も救われた。

 

わたしの出会った沖縄の方々はみんないい意味でちょーお節介照れ

 

本当に、驚くほど、親切で世話焼きさんが多い。

困ったときにはみんなが話を聞いてくれるし、

解決策を一緒に考えてくれる。

こちらが聞かずとも向こうから情報をくれるし、

庭でとれた無農薬の野菜をおすそ分けしてくれたりもする。

 

みんなに出会えたから、わたしの島暮らしが成り立っている。

 

本当にそれくらい、この町での出会いは

今のわたしを支えてくれてます。

 

 

 

 

と まぁ、沖縄移住のリアル、こんなかんじです。

温泉に入りたいとか、神社巡りをしたいとか

欲を言い出したらきりがなくなる。

 

なので、欲は出さないに尽きる。

 

あるもの、今ここにあるものに意識を向けて

今自分が持っているものに感謝できる人生が

たぶん1番幸せだと思うので、

不満に思うのだけはやめたいなって。

 

現実は現実で受け止めて、

そして、今しかないこのときを全力で楽しむ!

そんな感じです。