何かがなくなっても悲しくないや。 | Ayumi気まま日記

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こんにちは。

 

沖縄は梅雨入りをして2週間ほどが経ちました雨

連日嵐のような大雨暴風の天気で、

海とは遠のいた生活を送っています泣き笑い

早く夏になって・・宇宙人しっぽ宇宙人からだ宇宙人あたま

 

 

 

 

先日、半年ぶりくらいに大好きなお友達と会いました。

 

お互い、現実社会でちょっと疲れていて

急遽、「ねえ明日海で泳ぎたい!」なんて言い、

彼女が名護へ来てくれました。

 

 

 

とにかくね、

わたしの全細胞が、”海へはいりなさい”と言っていて笑

 

 

 

上質な浄化が必要だった口笛

 

 

 

 

ハナさんとの出会いは、アプリでした笑

マッチングアプリのような響きなってしまいましたが、

そうではなくて、

言語学習アプリにわたしもハナさんも登録していたんです。

わたしに関しては、かれこれ10年くらいゆる~く登録したままで。

 

 

 

気が向いたときに、英語を使うため活用しています。

 

(英語ネイティブさんと日本語ネイティブのわたしが言語交換しながら学習するアプリです)

 

 


 

 

アプリ内では個人チャットとは別に

ツイッターのようなつぶやき機能が付いています。

 

誰もが自由につぶやけて、

だれもが自由にコメントできます。

 

 

そのつぶやき一覧を見ていたら、同世代の沖縄在住の女性が

つぶやいている書き込みがあった。

 

 

それがハナさんです星

 

 

それまで日本人とはいっさい絡んだことがなかったのですが、

その時わたしは、彼女にチャットを送りました。

 

 

 

そこから意気投合して、

わたしが移住前に沖縄へ下見に行った際、

彼女と初めてお会いしました。

 

 

 

ハナさんはとても落ち着いた女性でした。

品があり、やわらかく、それでいて自分の意見もしっかりと持っている

芯の強さも感じます。

初対面からとても話が合い、あっという間に時間が過ぎました。

 

 

首里城のてっぺんで那覇の町を眺めながらお話をしたんだよね。

懐かしいです,,不安

 

 

 

👇ハナさんと会った日のブログはこちらです。

 

 

 

 

 

名護の東江ビーチで待ち合わせ。

 

 

 

久々に、海の準備をした。

冬の間に感覚が鈍っていて、必要なものがよくわからない笑

 

 

とりあえず、水着をきて、マリンシューズを手にもって 

日焼け止めを塗って、着替えを持って、

 

 

海までの道は、大音量でJack Johnsonを流す。

 

 

 

うん、いいかんじ。

ゆっくり、感覚が戻ってくる。

 

 

 

 

 

 

 

ハナさんと砂浜で落ち合い、手を振り合う。

 

 

そして、そのまま海に、ダイブ。笑

 

 

 

とても、寒かった。

水が、ひんやりして気持ちよかった。

 

 

 

 

本当にこれはもう説明とかできないんだけど、

海に浸かるときにしか味わえない感覚がある。

一種の中毒性のあるあの感覚。

 

 

 

 

あ”ぁぁぁぁ、、、、っていう、開放感

足の指から、頭のてっぺんまで一直線になにかだ突っ切るような

それでいて、目頭が、じんわり熱くなったりする。

 

 

 

生 き て る。

イ キ テ ル・・イ キ テ イ ル

 

 

 

 

 

 

本気で、心底、そう感じる瞬間なのです。

 

 

 

 

 

口に入る潮のしょっぱさとか、

バシャバシャ揺れる水面だとか、

自分の鼓動とおんなじリズムの波音だとか。

 

 

浮かんでみる。

顔を空に向けて、大の字で、浮かんでみると、

耳の中に水が入ってくる音がする。ボコボコって。

 

 

 

鳥肌が立って、頭のほうが痺れてくる。

 

 

ありがとう、しか浮かばなかった。

 

 

何にとかじゃなくて、何もかもに。

 

 

 

ありがとう。

 

 

 

 

 

わたしの、上質な浄化とは、こういうものだ。

 

そう実感した。

再確認した。

 

 

 

 

ハナさんも少し離れた場所で浮かんでた。

 

目が合って、笑う。

 

 

寒いとか、冷たいとか、天気が悪いとかを飛び越えて

笑う。 笑いが止まらなかった。

 

 

 

 

目の前のカフェでお茶をして

いろんな話をした。

半年分の変化とか、想いとか、現状とか、いろんなこと。

 

 

 

彼女のいいところは

いつだって否定的でなく、大げさでもなく、ただそこにいてくれること。

 

 

 

 

 

そして、ハナさんが言ったのです。

カフェを出て、夕日を見に、さっきのビーチへ戻って

砂の上に座りながら。

 

 

「わたし、今持ってるもの全部なくなっても

なにも悲しくないんだ」

 

 

 

明るい声だった。

これどころか、誇らしげに微笑んでいた。

 

 

 

全部とは、本当に全部のことだ。

 

 

 

たとえば、住んでいる家。

休みの日に部屋を片付けていて、ふと思うらしい。

 

 

 

”この部屋のもので、なくなったら困るものが1つもない”

 

 

 

わたしは、衝撃を受けたんですね。

なんというか、ただただ衝撃だった。

 

 

 

その時わたしは仕事の悩みがあり、

退職をして家を手放し、住み込みの仕事をしようかと考えたタイミングだったんです。

ちょうどその前日、わたしは自分の部屋のものをあれこれ

見渡して、何一つ手放したくないという思いに

胸が熱くなった。

 

 

 

それなのに、ハナさんは全く正反対の考えだったから、

驚いてしまった。

 

 

 

”なにもって、本当になにも?”

 

 

彼女は、本当にすべてだと言うのです。

 

 

自分の部屋のものに執着が何もない。

テレビも、机も、ベッドも、服や家電もすべて

そのすべてに執着がなく、

もしも今火事になってしまってすべて失っても

悲しいと思わない。

そういうきっかけだったのだと受け入れてしまう。

 

 

 

そんな考えがわたしの中には1㎜のなかったので、

ただただ圧倒されてしまった。

 

 

 

今はこの島にいてとても幸せだけど、

なにかのタイミングが来て、

あるいはなにかのチャンスや縁があって、

どこかへ行くとなったとしても、

なんの未練もなく 身ひとつで私は出ていける、

 

 

 

 

そう言っていた。

12年も住んだ沖縄を、身一つでためらいなく出れると。

 

 

 

身軽だな、っと思った。

本当に軽やかに生きている女性だな、と

憧れすら抱く。

 

 

例えば将来のパートナーが山奥に住んでいるとか、

なにもないど田舎で暮らさなくてはいけないいとか

そんな状況でも全然かまわないと。

 

 

 

どこでだってやっていけるし、

場所やものにこだわりがもういっさいない女なの。

 

 

 

そうやって、カラっと笑っていたハナさん。

かっこいい、素直にそう思った。

 

 

 

わたしはきっと、どこまで行っても

好きなものに囲まれていたいし、

あれこれこだわり屋さんのまま生きていくんだと思う。

 

 

 

 

人生って、本当に、さまざまだなと思った

そんなハナさんとの日曜日でした❤