前回の続きです。
9連休の終わりに急遽決行した長野旅行。
初日は善光寺参拝、2日目は戸隠奥社参拝の旅。
台風で軒並み運休の新幹線
北陸新幹線も午後から運休予定とありましたが、朝早い便で出発した私は何のトラブルもなく関東を脱出
到着そうそう美味しい信州そばをいただき
いざ善光寺へ。
長野電鉄の善光寺下駅で下車。
電車が便利だろうと迷わず乗車しましたが、これが大失敗
善光寺まで坂を上るハメに
猛暑の中、10分歩いてヘロヘロに
バスなら参道付近で降りれるので断然楽だったようです
参道に辿り着き気分が上がりました
仁王門
山門に到着
山門の2階は外廊下を一周できます。
本堂が見える方向に進んだ時、強めの風が吹き続け、熱中症寸前の身体にとって恵の風でした
きっと仏様が吹かせて下さったのでしょう
本当に生き返りました
本堂へ
一度体験してみたかった「お戒壇巡り」
お戒壇巡り:
内々陣の奥、右側を進むとお戒壇巡り【おかいだんめぐり】の入口があります。お戒壇巡りとは、瑠璃壇床下の真っ暗な回廊を巡り、中程に懸かる「極楽の錠前」に触れることで、錠前の真上におられる絶対秘仏の御本尊様と結縁を果たし、極楽往生の約束をいただく道場です。
※善光寺ホームページより
30分ほど並んで入り口へ。
階段を降りたら数歩で漆黒の闇と聞いていましたが、ほんのり明るい。
奥に進んでもまだほんのり明るい
漆黒の闇とは大げさ？？
と思いつつ進みましたが、暗闇に目が慣れ見えた先に唖然
前の前を歩いているおじいさんがスマホを白いビニール袋に入れていて、その画面の明かりが漏れていたのです
その為、最後の最後までほんのり明るい状態
漆黒の闇の中、仏様を信じて進む
それが全く叶いませんでした
他で戒壇巡りのようなことを体験したことはありますが、こちらはその元祖。とっても楽しみにしていたのに
うえーん
こんなのないよ
諦めきれず、受付の方に事情を説明し、もう一度行ってきても良いか訊ねると
「修行ですからどうぞどうぞ」と快く列に並ばせてくれました。
有難い
またしても長い列に並んで待っていると
外で鐘が鳴りました。高層をお迎えに上がる合図と言っていました。
これからお盆の特別な法要があるそうで、お坊様方がいらっしゃるようです。
残念ながら、その方々が到着される前に私は2回目のお戒壇巡りへ。
今度こそ
前には明かりはなし
ところが〜階段を降りたところで後ろの若者
が
「何も見えない
」と、あろうことかスマホのライトを点灯
何しとる！！
このボケがーっ
と心の中で雄叫びをあげるワタシ
怒りを抑え冷静に、低音の声色でキッパリと
「明かりは消してください」と告げました。
すると「オーケー、オーケー」と言って消してました。
アジア系の外人だった？
まさか2度までも照明の被害に遭うとは
さぁやっと何も見えない漆黒の闇が
と思いきや渋滞で牛歩並みの行進。しかも、2-3歩歩くと前の人に触れてしまう
これじゃ仏様を頼らずとも歩けてしまう
お盆休みだからこの混雑は仕方ないか
しかも、かなり前の方でまたほのかに明るい。
きっとスマホが常灯状態なのでしょう
さすがに3回目はない（頼めば入れるとは思いますが）ので、目をつぶってゆーっくり進むことに。すると少しの間、漆黒の闇の中、仏様を頼ることができました
2回も体験しましたが結果は ．．．
まさかの自分で目をつぶる羽目になるとは
なんだかなぁ
内陣に戻ってくると " 内々陣 " で特別法要の最中でした
沢山のお坊様方が読経しております。
この内々陣に絶対秘仏の御本尊「一光三尊阿弥陀如来像」が内厨子（うちずし）に納められ、安置されているそうです。
遠目で良くは見えませんが、蓮の花が描かれた厚紙のようなものを上に放って撒いていました。
この光景は増上寺でも見たことがある
極楽浄土を現しているのかな？
供養や祈祷を申し込んだ人だけがこの内々陣に入れるようです。
次に参った経蔵で案内係の方に聞いた "はてなワード"
お朝事（おあさじ）で頭にチョン。
頭にチョン？？？
長くなったので続きは次回に
