神田明神を参拝したあと、昼食を食するため神田須田町1丁目ある「ぼたん」に向かいました。
神田須田町1丁目。ここは、その昔、連雀町と呼ばれた街だそうで、昭和20年の空襲でも延焼を免れた一角です。
「いせ源」の時にも紹介したように、この界隈には老舗や名店が並びます。
そのいくつかを今回紹介してから、「ぼたん」に行くことにします。
そばの専門店で、純和風の風情がある店内は、気さくで庶民的な雰囲気といわれる「神田まつや」です。
店舗は関東大震災後の1925年(大正14年)に建築された木造2階建ての建物で、2001年(平成12年)に東京都の歴史的建造 物に選定されています。
食通としても知られる小説家の池波正太郎がひいきにした店で、池波のエッセー『散歩のとき何か食べたくなって』や『むかしの味』でもよく足を運ぶと記されています。
このブログでも取り上げた、東京唯一のアンコウ料理の専門店「いせ源」です。
ランチのために多くの方が並んでいます。
ランチでは、4月~10月迄の期間、旬の食材を用いた御膳各種を、手頃な値段で提供しています。
ネット上で見つけたメニューとしては、幕ノ内御膳(ご予約限定)、刺身御膳、天ぷら御膳、鮟鱇柳川御膳、鮟鱇唐揚げ御膳、鮟鱇煮おろし御膳等がありました。
「いせ源」の並び、「ぼたん」の隣にある神田の築100年の情緒溢れる古民家居酒屋、「けむり」です。
こだわりの自家製燻製料理とバーテンダー店主が選ぶ厳選酒が堪能できるお店です。
「けむり」の向かいには、ふぐ割烹「中よし」がありました。
夜はふぐ料理を食べさせる高級店ですが、ランチタイムは美味しい魚が食べられる、高級感ある素敵なお店という評判をネット上で発見しました。
そして、今回の目的のお店である「ぼたん」にやってきました。
創業は明治30年、「いせ源」同様に関東大震災のときに被災し、その後再建された現在の建物は昭和4年建築といいます。
玄関を入り、靴を脱いであがります。下足を預かってくれる人がちゃんといて、店内へ上がると、仲居さんが案内をしてくれます。
お店に入った正面には、中庭があります。
その中庭には大きな溶岩石が置かれています。
入ってすぐ横には、待合室もありました。
階段も時代を感じさせる造りになっています。
この階段の上には、大広間があります。
今回は、1階の部屋で食事をしました。
1階には個室もあるし、広めの部屋に、ふた組くらいが、相部屋になることもあります。
ひとり、ひとりに、お膳が出て、お膳の間に、炭の入ったコンロが置かれるというシステムです。
それでは、部屋に入り席に着いたドールたちの様子を見てみましょう。
次回は、いよいよ食レポとなります。
どのような料理が出されるか、楽しみです。
それでは、また・・・。
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