ヒプノが教えてくれたこと | Be as you are

ヒプノが教えてくれたこと

少し前のお話ですが、9月のある日、

私の友人で、ヒプノセラピーをお勉強されているYさんにお願いして、

過去生を見る旅に出かけました。



ヒプノセラピーとは、簡単にいうと、

催眠療法の一種で、潜在意識に働きかけて

心や体の病の原因をさぐり、癒していく療法のこと。



ヒプノにはずっと興味があって、

ワイス博士の本も読んだし、博士の催眠CDも持っているし、

アカシックレコードの本なども読んで、過去生を見てみようと、

一人で何度もトライしていました。

心理学のWSで、誘導催眠で見たこともあります。


ただ、断片的に映像が見えることはあっても、

ストーリー的な繋がりがなく、

それが何なのかよく分からない、という感じで終わっていました。


だから、いつかはヒプノを受けて、ちゃんと見てみたいと思っていたのですが、

実際に他の人の前で、自分の過去をさらけ出すのは怖いというか、

何かすごいモノが見えてしまったらどうしよう? とか、

逆に何も見えなかったらどうするの? など、色々考えて

躊躇してしまっていて・・・



今回、信頼出来る友人にお願い出来る機会に恵まれたので、

ようやくチャレンジしたのでした。



これ!という症状があるわけではないけれど、

「今生、何のために生まれてきたのか?」 っていう、

なんだか、若いころからずーーーーっと知りたいと思い続けている

壮大なテーマをザックリと掲げて、お願いしました。

あとは、ソウルメイトとの関わりなんかもわかるといいな~、と。





長くなりますので、興味のある方は、先へお進みくださいつづく









私が見た、過去の私の姿は、

アジアのどこか、山間の小さな村に住んでいる20歳くらいの男性でした。


幼いころに両親を亡くし、祖父母と、姉、姪と暮らしているようでした。

祖父の話によると、両親は山の事故で亡くなったようです。


私は、感情を表に出すことがなく、とても淡々とした、静かな人でした。

僧侶になりたかったようで、そのような学びも受けていましたが、

結局は、その道へ進まず、別の人生を歩んでいました。

常に私につきまとっている感覚は 「孤独」 


姉から見た私の姿は、

「何を考えているのかよく分からない人」


実際に自分でも、何の感情も湧いてこない、

ただ、ひっそりとしている自分の心しか、感じることができませんでした。


姉というのが、今生での母であるということは分かりましたが、

それ以外の親族には、結びつきを感じられませんでした。


ただ、祖父母のことは、とても大切にしていたように思います。


生涯独身で、40歳くらいで亡くなりました。


死ぬ時にも身寄りはなく、野戦病院のような、病人たちが

簡易ベッドのような台の上に、並んで寝かされているような場所で、

独りきりで、最期を迎えました。



なんてことのない、短い一生です。




亡くなった時は、ほっとして、この世に未練もなく、

ものすごいスピードで、あっというまに眩しい光のところへ到達していました。


なので、誘導で、死んだ自分を見てください、と言われた時には、

すでに、遥かかなたから、見降ろしている感じでした。



人生を振り返るよう誘導されたときに、出てきた言葉は、


この人生は、孤独で無感動だった。


もう少し、周りの人と関わりを持てばよかった。


奉仕出来なかった。


やりたいことは、やっていない。


だから、今の私には、後悔しないように生きて欲しい、と。




自分では忘れていて、あとでYさんから教えて頂いたこと。


私が、

守護霊さまから受取ったもの・・・穏やかさ、光、道しるべ

          手放したもの・・・迷い


守護霊さまからのメッセージ・・・やり直すこと、思ったとおりに行動すること






はっきり言って、ヒプノを受けた直後には、

何がなんだかわからない感じでした。


これは、単なる私の妄想に過ぎないのでは? とも思いましたし、

私は、一体何を適当なことを喋っているのだろう? とも思いました。



ただ、時間が経過するにつれて、

現在の自分の姿との結びつきを感じるようになってきました。


今生での私は(特に若い頃・・・)かなり喜怒哀楽の激しい性格を持ち合わせ、

感情の起伏も激しく、そういう自分をコントロールすることが

難しいと感じていました。 (現在は、だいぶ改善されましたが)


これは、過去、あまりにも感情を出さなかった裏返しなのか? と、思ったり。



また、

今生では、ありがたいことに、家庭を持つことが出来ました。

が、どうしても、それを上手く機能させることが出来ないような、

自分に合っていないような、居心地の悪さのような感覚があったり、

ともすれば、孤独へ向かおうとする傾向が否めなかったり。


これも、過去の、孤独に慣れ親しんだ私への回帰現象なのか? と、思ったり。



そして、先日、ふと、思い出しました。


両親は山の事故で亡くなっていると言っていましたが、

その時、崖崩れのような映像が見えていたのです。

生き埋めになってしまったのでしょうか?



実は、私、

車に乗っていて、トンネルの中でとまるのが怖いのです。

なんだか、イヤな感じがするのですね。

早く抜け出したいのです。


今の生活で、

トンネルの先に信号があって、

混雑していると、トンネルから抜け切れずに信号待ち、という場所が2か所あるのですが、

そこでは、いつも、そのような感情が現れます。

気にしないようにしてきましたが。


もしかしたら、

これは、前世での両親の死の原因と関係していたのかな?

と、思ったり。


これは、まだYさんにもお話ししていないので、この場を借りてご報告。





ヒプノセラピーって何? と思っている方も、

実際に受けてみると、様々な発見があるかもしれません。



初めてのヒプノ体験は、短い時間でのセッションで、

もう少し待てば思い出せそう・・・ という場面もいくつかあったので、

私も、近いうちに、また受けてみたいと思っています。









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