鍼灸師の岩井です
先週まで半袖で過ごせるくらい暖かい日が続いていたのに、急に冷えてきましたね
皆さん体調管理は大丈夫ですか
寒くなってくると持病の腰痛や肩こり、膝痛などが悪化される患者さんが急に増えてきます
特に温めると楽になる。というような症状は『寒証』であると考えられます。
寒という字がついているので、何と無く寒さが悪さをしているんだな~と、イメージはつくかと思います
寒の特徴は沢山あるのですが、今日少しだけ寒の特徴についてお話します
寒(寒邪)には、身体の気血・津液(水)を凝集して滞らせる。という病理的な特徴を持っています。
身体には気の働きで、身体を温める温煦作用と気血・津液をスムーズに流す推動作用があります。
この寒邪が身体に侵入すると、上記の働きが抑制されてしまうため経絡の流れが滞り多くの痛みが出現します
これを防ぐためにはどうすれば身体を冷やさない(温める)ことが一番の予防になります
「体を温める」ということは、江戸時代の貝原益軒の養生訓に重要なこととして書かれています。
冷えは万病の元
冷えてしまった身体にはお灸で温めると全身ポカポカ
気血の巡りを良くして、寒邪をやっつけよう
すると、お肌もイキイキ一石二鳥