長野県のひとは好んで地蜂(クロスズメバチ)の巣を採取し、巣の中の幼虫を食べては健康長寿に繋げているようですが、ハチの毒は強烈ですし、刺された前例がある人は自分の体内に抗体が出来、もう一度刺されたりしたらアナフィラキシー・ショックと呼ばれるアレルギーの一種で拒否反応を起こし血が固まり(?)死に至るケースも多々あるみたいで予防と早期対応が大切です。


地バチと呼ばれる所以は土の中に巣を作るため巣が見つけにくく、この方のように草むらに入り誤って踏んでしまうと巣から一斉にハチが飛び出して襲われる危険が伴うんでしょう。


軽井沢でも普通にみかけるハチで、梅雨の時期、軒下などに小さな巣を作る年もあって専門業者に巣の撤去を依頼することも。

巣の場所にもよるけど、だいたい一万円以内で撤去から消毒を行なってくれます。


ハチ自体は大きくもないこんなサイズ。

だけど毒性は強いと聞きます。




今回のアルバイトのかたが亡くなったケースは測量中に藪に入り巣を踏んづけたことにより攻撃されたらしい。

だけど、そんなとき誰も防護服なんか着ないでしょうから不運な事故でしたね。



自然環境下ではいろいろなリスクがあるから知識と予防策が大切です。


このかたは残念な結果になってしまったようですが、野山に入れば誰にでも起きうる可能性がありますので、用心が必要です。

これと同様に毒ヘビ、イノシシ、クマなんかも突然出くわすことがありますから心構えは大切です。