生けた花に人の優しさを感じた。 | lai-thaiboxingのブログ

lai-thaiboxingのブログ

タイチェンマイにて意拳、ムエタイ、瞑想の研究。山岳小数民族との交流や日々気づいた事を書いて行きます。
タイ国ムエタイ協会認定トレーナー。寺田式インパルス療法士。椅子軸法認定インストラクター。

Facebookに投稿された画像を何気なく見ていた。

すると一枚の写真に目が言った。

Facebookの他の画像とは違う雰囲気がその写真から出ていたんだろうか?

それとも、その写真を投稿した人を以前から知ってるから特別そう思っただろうか?

その方とは18年前からの知り合いである。

学校に行けないタイ山岳少数民族の子供達の為に寄宿舎を作られ、子供達と共同生活をして支援されて来た。

その方に、「感謝」と言う言葉だけでは言い尽くせないほどの思いを持っているかつての教え子やその保護者達。タイ北部の山には沢山いる。

その方は、その半生をタイの山岳少数民族の教育支援に捧げられて来た。

そして、その方を支えておられたのがその方のご両親である。

今、その方は、御高齢になられた両親の為に時々日本に帰られている。

その方が、野に咲いていた花を生けられたのが下の写真。
書や絵画もそうだが、芸術は何もない所からあるものを生み出している。

生み出す前にその人の中でそれがイメージされて生み出される事もあるだろう。

でも、それが、その人を通じて、生まれて来るとも言えないだろうか。

その人の持つ優しさに花が感応導交して顕われた。
それが、自分を惹きつけたような氣がした。

静かな時を感じた。
中野穂積さんのFacebookより転載させてもらいました。








中野先生は、チェンライ県で教育の機会を得られない子供達の為に教育支援活動をされてました。