らごむ通信は、ママ達からよくあるご質問を踏まえながら、定期的に育児情報を配信しています。
今回は、ママ達にあまり知られていない産後の月経の経過と母乳への影響についての豆知識です。
急に月経が再開しても、落ち着いて対応出来ますよ
月経はいつから再開する?
早いと、産後2カ月頃から再開します。
1ヶ月健診も問題なく、悪露も出なくなっていたら、月経が再開した可能性が高いです。
完全ミルクのママが、比較的再開する時期は早い傾向にありますが、混合栄養のママや母乳栄養のみのママも、2カ月頃から再開することはあります。
ちなみに母乳をあげている場合は、産後6カ月・9カ月前後(離乳食が2回食の頃)・断乳後1〜2カ月頃に、再開するママが多いようです。
月経の状態は?
産後のホルモンの影響もあり、妊娠前とは量や日数が多少異なることがあります。
量が少なく2〜3日で終ってしまう場合もあります。
逆に量が多めに感じることも。
10〜14日と明らかに妊娠前と違って長く出血が続く場合は、一度検診することをオススメします。
月経が再開しても、排卵の状態は不安定です。
月経が再開したら、少なくとも3カ月は基礎体温をつけてから排卵の時期を判断してくださいね。
月経が始まると母乳は減る?
月経が再開したからといって、その後母乳の分泌が低下して、赤ちゃんの哺乳量に支障をきたすことはありません。
ただし月経の期間中のみ、みられるサインがあります。
①おっぱいの張りが弱く感じる
②赤ちゃんがおっぱいを飲むのを嫌がる
③授乳間隔がいつもより短い など
必ずしも、このようなサインがみられるわけではありませんが、もし月経中にこのようなサインがみられても、月経が終われば改善されますので、安心してくださいね