ウォーク・ザ・ライン-君につづく道- | 映画、言いたい放題!

ウォーク・ザ・ライン-君につづく道-

この映画、ラッキーなことに飛行機の中で観たのです。
なかなか面白かったのですが
強行軍の旅だったので途中でどうしても眠気に勝てず。
起きたら映画は当に終わっていて、目的地に着く所。
というわけで、随分経ってからDVDで観ることに。f(^^;)


1932年アーカンソー州ダイエスの貧農の次男としてジョニー・キャッシュ。
12歳の時に兄を亡くして以来、父親とぎくしゃくしていた。
成長したジョニーは空軍に入隊し、
除隊後、猛烈にアタックしていたヴィヴィアンと結婚する。
テネシー州メンフィスで訪問販売業を営んでいたが、
音楽への夢を断ち切れず、バンドを組んでオーディションを受ける。
瞬く間に売れっ子になった彼は、
子供の頃からの憧れの歌手、ジューン・カーターと出会い
彼女に恋をするのだが。。。


1950年代にプレスリーらと共にロカビリーの黄金時代を築き上げた
伝説のミュージシャン、ジョニー・キャッシュと、
彼を支えた女性ジューン・カーターの出会いから結婚までを描いてます。
とは言っても、ジョニー・キャッシュもジューン・カーターも知らなかった私です。f(^^;)
だから、普通のダメ男のフィクションだと思ってました。
こんなダメ男いるんですなーというか、出てくる男、ほぼ皆ダメダメです。
ミュージシャンてこういうもの?(笑)

実話を元にしているせいか、
話が平板でどこがヤマなのかわかりません。
ジョニーの、父との確執、演奏シーン、ドラッグ中毒、ジューンへの思い、を行ったり来たり。
あまりに平板なので、飛行機の中で私はどこまで見たのかわかりませんでした。
ラストまでジョニーはずっと変わらずダメダメで
ジューンはそのダメダメぶりを理由にプロポーズを断り続けていて
「そりゃ、最もだ」とめちゃくちゃ納得してたのに
急にOKしてびっくり!
えっ?何で??いいの??
その後、「幸せに暮らしましたとさ」みたいな字幕が流れ、
うっそぉ!という感じです。
離婚した奥さんの立場は?!


ジューン役のリース・ウィザースプーンは
2006年のアカデミー賞主演女優賞を獲りましたね。
しゃくれとか言われてますが、私は彼女が結構好き。
最初はそうでもないのですが、観ているうちに大好きになる魅力があります。
これ、私だけ?
彼女主演の「キューティ・ブロンド 」は大好きな作品の一つです。
今回は劇中の歌も彼女が歌っているそうで
多才振りを発揮してます。


男ってなんてダメなんでしょう。という映画でしたね(笑) 。
ウォーク・ザ・ラインのサブタイトルは「君につづく道」ではなく
「ふらふらしないで、しっかり歩きなさいよ、ったく!」という叱咤の意では?
また言いすぎてます?( ^ _ ^;



ストーリー  ★★☆
映像     ★★★
音楽     ★★★☆
総合評価  ★★☆


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