三木富久子です。
「私のビジネス理論100本ノック」
今日も張り切って更新です。
今日は、
「主観（売り手目線）と
客観（お客様目線）」
について。
ビジネスは
「お客様のための商品」
を販売するわけですから、
商品を生み出したり
セールスやプロモーションでも
「お客様視点・お客様目線」
を持つことが重要になります。
いわゆるそれが、
客観視になるのですが
日頃主観を使っていると
客観視は難しいと感じるかもしれません。
主観は、「売りたい」
客観は、「買ってもらいたい」
同じ「購買」という行為ですが
どちらの視点を持つかで
戦略は大きく変わってきます。
「売りたい」からスタートすると
どうすれば売れるか？
という切り口で様々なことが考えられ、
戦略に「お客様不在」状態に。
「買ってもらう」からスタートすると
どうすれば買ってもらえるか？
という風に、お客様の心理や
行動パターンなどに意識が向けられ、
お客様に寄り添った戦略になります。
ここで大事なのは、
「売り手不在」になること。
ビジネスは
主観0％、客観100％
で構築していくべきなのです。
もしも主観（売り手目線）が
入るとどうなるかというと、
商品に含まれる材料に
「私はこれが好きだから」
というものが含まれたり。
パッケージデザインも
「これが私の好みなの」
SNS発信も
「私はこれを書きたい、伝えたい」
お客様の前に立つ際にも
「私のこだわりのファッションで」
こだわりや好きを込めることが
悪いというわけではありませんが、
それがお客様の期待に応えるものでないなら
「出す意味がない」のです。
これはビジネスの規模や
コミュニティーの成熟度によって
多少やり方は変わりますが、
基本中の基本として
自分＞お客様
になってしまっては
お客様の期待には応えられず
お客様満足を下げてしまうことに。
ビジネスをしたい
売上を上げたい
そう願うのなら
主観を出すことに
なぜこだわるのでしょうか？
こだわるべきはそこではなく
どうすればお客様を満たせるか？
その1点ではありませんか？
ビジネスをするのなら
客観（お客様視点）であることは
当たり前すぎることなのですが、
なぜわざわざ書いているかと言えば
女性は客観視が苦手な方が
多いと感じるからです。
あとは、ビジネスに
個人的な感情や想い、好み
を混ぜ込んでしまっている方も
多く見受けられます。
ビジネスは遊びではなく
お客さまに価値を届けて
対価（お金）をいただく行為で、
お客様はとてもシビアな目を
持っています。
それは、売り手の方もまた
消費者になった時には
必ず持っている感覚のはず。
それが、なぜか売り手側になると
忘れてしまっていたり、
消費者としての経験を
ご自身のビジネスに活かせていないのは
とてももったいないこと。
特に初期～土台を築く段階では
はっきり言って「個性」はいりません。
あとあとになっても、
個性を出していいのは
それが
お客様にとっての価値
になった場合のみです。
「自分らしいビジネスで稼ぐ」
って一種の憧れのようにも
聞こえますが、実際には
その自分らしさでさえ
お客様が求めて下さるから出せる
だけであって、
自分の気分や好みだけで
出すべきものではないのです。
厳しいと思われるかもしれませんが、
ビジネスはそれが当たり前の世界。
適当や気分だけでは
続けていけません。
だって、そんな売り手から
あなたは何かを買いたいと
本気で思いますか？
それよりも、あなたのことを
心から考え、あなたを満たすために
懸命になってくれる売り手で
あってほしいと思いませんか？
そこにお金を払う価値を
感じませんか？？
もちろん、世の中全ての方が
そうであると言っているわけではなく
お客様の心理も
時代によって変化を
していくものではありますが、
そもそもそんな流れを
汲み取ることができないのであれば
セオリーから入る
という方法はもっとも
リスクの低い選択です。
私がここで伝えているのは
あくまでもビジネスの基本的な考え方で、
その基本をマスターした上で
ご自身のビジネスに合わせて
アレンジするのは良いと思うのです。
（自己責任において）
＊
話が逸れましたが、
ビジネスを拡大していくためには
客観（お客様目線）を
徹底的に磨くことです。
そのためには
お客様をよく理解すること。
お客様を理解できてないのに
その方の目線を知ることは
到底難しいからです。
お客様がどんな生活を送っていて
どんなことに悩んでいたり困っているのか。
どうなりたいと願っているのか。
どんな好みやセンスなのか？
どんな人を好むのか？
どんな場所を好むのか？
どんな行為が好きなのか？
切り口はいくらでもあります。
もちろん、最初から
わかるわけではありません。
だからこそ、
「お客様を理解しよう」
というスタンスを持ち、
コミュニケーションを取り、
親身になって話を聞き、
お客様の求めにできうる限り
応じようとする姿勢が
愛される売り手
になっていくのだと思います。
もちろん、
言うは易く行うは難し
で、私もまだまだ
精進が必要ですが、
まずは意識することが
第一歩だと思うんですね。
でないと、行動には繋がりませんし、
お客様にも伝わりませんから。
意識することからなら
あなたにも今すぐ
できるはずです。
お客様目線は
テクニックではありません。
お客様目線は
お客様への、愛です♡
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次回もお楽しみに！
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