それはわたしが、
環境とか政治とか宗教とか健康とか系で
いわゆるマイノリティを対象にした
集まりにいる、とご想像ください。

いまは、
わがスペックを理解してますから、
極力、その手の集まりは
ノーサンキューなんですが、

昔はわりと行ってました。

ホラ、わたしって
友達もいない
複雑な家庭育ちの貧困でしょ、
子どもは発達障害だったし。
寄ってくるのは、
たいがいそういう人なワケ。


散々いろいろ参加して

それらははわたしにとって
イチバンの鬼門である、
ということがわかったのが
ただ一つの収穫でした。笑笑


しかし、今回

いたしかたないオトナの事情で
参加しないといけなかった
わたしは、

早めに行って、
登壇者からは目立たないけど
主催者には見える位置で、
人が前にいて、

さらにいうと

「もう少し前に」と、
言われないギリギリ後ろの席を
確保しているのが今の場面だと
ご想像の幅を広げてみてください。


そこにいて、ですね、


現在、

そうした集まりの定番?
怒る人が壇上に立ち、

義憤に見せかけた私怨をエンエンと
でかいボリュームで
がなりたてている状況です。


わたしは、
こういう怒りの波動みたいなものを
人一倍もらってしまうタイプで、

怒る人はわたしに怒っていないのに、
わたしが怒られたような気分になり、
動悸がして、冷や汗が出ています。


しかし、今は
これは自分の体質であると理解しているから
「頑張って受けよう、
みんな耐えているんだし」とは、


思わず

咄嗟に
前に座っている、
男性の背中にすっぽり自分を隠し、

彼が背すじを伸ばせば、伸ばし
彼が背を丸めたら丸めて、と
いわゆる二人羽織状態です。


つまり、
前の男性が波動みたいなものを
ほぼほぼ9割は受けてくれているってのに、
動悸がして、冷や汗が出ているんです。


わたしって、ヘタレだわーって
感心していたら、

ですよ、

なんと、
この男性は
「それは義憤ではなく、私怨ですよね」
というような

至極真っ当なことを
相手に失礼にならないように丁寧に
コトバを選びながら
わかりやすく説明しはじめた。

この会を私怨や私欲のために
使いたくない、
という一心で言っている

というのも
わたしにはよく伝わってくる。

しかし、
怒れる人の定番?
人の話は聞かない、聞く気がない、
視野が狭いの3点セットで、

一本道なのに、
道に迷って遭難してるみたいに

実にカンタンなハナシであるはずなのに
ハナシが錯綜している。


んで、

遭難して倒れそうになったのは、

誰かというと、

なんと、わたしなんです。
情けないことに。


なんとか、
最後までその場にいたものの、

帰るとき
ヨタヨタしていたに違いない。


そんなおり、

「大丈夫ですか?」と、
声をかけられて、顔を上げたら
くだんの男性。


「大変でしたよね」なんて
おことばを賜りましたが、

大変だったのは、その男性の方です。


わたしなんか、
この方を盾のようにして
なるべくよけつつ

黙って発言もしなかったってのに、


怒れる人の怒りをまともに受け
さらに対峙した人に

ですよ

言葉を賜わってしまうなんて!




人としてのスペックの違いを
しみじみ感じて、

その人が高い腕時計をしていたけど、

(わたしは怒りにも敏感ですが、

人さまの持ち物や、
メイクを変えた
髪型を変えた、
新しい服を買ったなどは
すぐにわかるのです)



羨ましいなんて、
つゆほどにも思わず、

「当然の対価だわ」って、思ったワケ。




つまりですね、
わたしは、

確かに情けなくて、ヘタレなんですが、
自分のスペックをよくわかっていて、
器の小ささも理解しているし
無理もしなくなった

から、


逆に言うと
現状に不満がないんです。



いろいろなことがあるけど

自分自身の能力をかんがみたら
このくらいの旦那だし、子どもだし、
仕事だしねーって感じ。
他もすべて右に習えです。


そんなことより、

怒りや不満、恨みに妬み、激昂なんかの
エネルギーを受ける方が
よっっっぽどイヤ。




もっと嫌なのは、
私利私欲に正義をコーティングして
私怨を義憤に見せかけて
声高に怒る人なんだ、と

あるとき、ハッと気がついて

こうした集まりには行かない、

それだけで、
だいぶ幸せになるわ、わたし!

ってか、

わざわざ不幸になりに行くなんて
だいぶマヌケじゃん、わたし!!


と、


自分のバカさ加減に気がついて、
時間をかけて
めっちゃ落ち込みました。笑笑





ということで
まあったく行かなくなりました。



それ系の団体に
命をかけているような人ほど、

PTAには参加しなかったり、
時間にルーズだったり、
すごく難しい人がいる一方で、

PTAの役員さんの方が
時間もキッチリしてるし
付き合いやすかったりするんですよね。


わたし、
ちょっと変わっているから

親友はできなかったけど、
まあまあみんな挨拶するし、
誰も激昂しないから
わたしはみんな好きだし、

PTA役員時代から
5年くらい経つけど
いまだに会えば挨拶します。



わたしは、


ステキな旦那さん、
賢い子ども、
インテリジェンス溢れる高級取りの仕事、
なんでも話せる親友、
高級な腕時計、
季節ごとに行く旅行、
素晴らしい政治、
素早い振り込みの給付金、


そんなもんなくても
激昂や怒鳴り声、恨みに妬み、
私利私怨、怒り、

そんなもんがない平凡な日常に
ソコソコ満足していて、




そういう人は
ああいう場所に、
なんとしてもいっちゃあいけないなーって
改めて思ったというハナシでした。



あっ、
くだんの男性には
最敬礼して

「大丈夫です!」と言って
小走りに走って逃げました。

(盾にした人に心配されて
めっちゃ恥ずかしかったからです。)