LTV A-7H Corsair II Greece (Scissors and Planes 2313)
A-7H コルセアⅡ艦上攻撃機 ギリシャ空軍 タイガーミート演習特別塗装機
1:144スケールペーパークラフト
1月もほぼ終わりですね、いつも通り過ぎてしまうとあっという間です
今月は寒さを言い訳に引きこもりがちだったので2月は少しは出歩くようにしたい所です
今月ラストの製作物となったのは
F-8クルセイダーからの繋がりでA-7コルセアⅡ
アメリカ海軍で使用されていたA-4スカイホーク攻撃機の後継機
将来的には超音速攻撃機の運用を想定してたアメリカ海軍ですが
開発に時間がかかりコストも高く配備に時間がかかる事が予想できる
超音速機までの繋ぎとして亜音速で良いので安価で迅速に配備できる
攻撃機を各メーカーに要求しました
そこで白羽の矢が立ったのが超音速戦闘機でありながら
低速時の安定性と視界の良さで既に高い評価を得ているF-8クルセイダー戦闘機
を亜音速攻撃機として再設計する案
クルセイダーの面影を残しつつも
亜音速攻撃機としての最適化により胴体の短縮や主翼の揚力強化など
多くの変更が加えられていました
完成したコルセアⅡは初期こそエンジン由来の不具合がありましたが
設計意図どおり使い勝手の良い機体に仕上がりF/A-18に更新されるまで
米空母の主要艦上攻撃機として運用され
また、陸上の近接支援攻撃機に適当な機体を求めていた米空軍でも採用
F-4ファントムに続き珍しい米海軍・空軍の両軍で採用された航空機となりました
今回製作では米軍ではなくギリシャ空軍所属機
タイガーミート演習参加時の派手なトラ模様の特別塗装機です
遅ませながら寅年ネタでした
F-8の再設計機と言う事で
全体のバランスは違えど模型の製作工程的にはほぼF-8と同様ですね
開き状態だとまるでトラの敷物
先日見た動物番組でも言っていたのですがトラってイメージ的には黄色なのですが
実際は結構橙色なんですよね、レタッチ色も黄色のペンを使うより
オレンジの方が馴染みが良いようです
クルセイダーと違って丸い機首
角が目立つのでもうちょっと頑張って丸くした方が良かったですね
クルセイダーで特徴的な装備だった
主翼の仰角可変機構はオミットされたため
極端な胴体上端に主翼を備えていたクルセイダーよりも
やや主翼位置は下寄りです
胴体下面のセンサー類も取り付け
着陸脚はクルセイダーとほぼ同じ
前脚が2輪方式になっているのがちょっとした違い
と言う訳でA-7コルセアⅡでした




















