グロスター ミーティアF8 プローンパイロット検証機(1:144) | ladder-23のペーパークラフトとか日記

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模型(主にペーパークラフト、カードモデル)の製作日記や普段の出来事の覚え書き

ペーパークラフト(デジタル販売:Murph's Models)

Gloster Meteor "Prone Pilot Test Aircraft"

 

昨日は金曜ロードショーでやってた名探偵ピカチュウを見ていて

ロバーツの製作に手が付きませんでした、映画館でも見ている作品ですが

小ネタを仕入れて見返すのもまた楽しみです。

 

今日も今日とてロバーツではなく気分転換に航空機

過去にネット掲示板の複座機の話題の中で出てきて興味があった

グロスターミーティアの伏臥式コックピットの検証機を製作

 

グロスターミーティアは知ってる人は知っている第二次世界大戦中の

連合軍初のジェット戦闘機、戦後もジェット機を求める国のシェアにより

多くのバリエーションが開発されました

 

長く伸びた機首とその先端に追加されたコックピットが特徴的な

このバリエーション機はProne position(うつ伏せ姿勢)で飛行機を操縦する

コックピットの検証用に作られた機体です、先端のコックピットは

レーシングバイクの様に機体に対して水平に跨る姿勢でパイロットが搭乗しました。

 

パイロットのG耐性が向上する、風防の空気抵抗を小さく出来る、等のメリットが

期待されたうつ伏せ姿勢の操縦席ですが後方視界の悪さや緊急時の脱出の困難さ

耐Gスーツの性能向上により操縦姿勢に依らなくてもG対策が十分になった事から

後の実用機で採用される事はありませんでした

 

ペーパークラフトのモデルはデジタル販売サイトのMurph's Models様で購入

1:29スケールA4で7枚のモデルを1:144スケールに縮小して製作です

大幅な縮小ですがMurph's Models様のモデルは大味…もとい

紙面を大らかに使用した設計なのでそれほど製作難易度は上がりません

 

胴体の部品を切り抜き、大味とは言いましたが元が大スケールなので

別部品の糊代や胴体の形状保持用の補強部品は付属しています

 

胴体の各部品を繋げて主翼の桁を通します

ミーティアは初めて作りますがなんとなしにイメージしてたよりも小柄でした

…最初に作るミーティアがこんなトンチキな実験機でいいんでしょうか

 

両翼のエンジンポッドを製作、ほぼ胴体と同じ太さがあるので

胴体を余分に二つ作るような手間

 

エンジンポッドが出来て主翼を作る準備ができました

 

まずは内翼、翼を付けたら空気抵抗を減らすフェレットを付けます

 

この部分は薄さが欲しい部品なので別のもっと薄い用紙に

印刷すればよかったかもしれませんが後の祭り

 

主翼の桁にダンゴのようにエンジン、外翼と通して固定

エンジンの両脇にもフェレットを取り付けます

 

やっぱりもうちょっと薄い紙にすればよかった…

 

尾翼を組立、ちょっとデリケートな構造になってしまったので

機体に取り付けるのは最後にします

 

着陸脚は縮小の関係で型紙の部品では強度不足なので

ワイヤーをまげて自作、後から良く見えないと思って雑な仕事をしています

 

機体に取り付け、元が大スケールにも関わらず

着陸脚の収納部は再現されていないのが大らかポイント

 

という訳で完成、製作時間は6時間ほど

Twitterの1Dayモデリングのタグに触発されて1日で仕上げましたが

もうちょっと丁寧にやった方が良いですね

上記の通り着陸脚の収納部や操縦席のオミット等、大スケールモデルにしては

ディティール面で大らかなモデルです…Murph's Models様のモデル全般ですが

モデルは原寸の1:29で作れば製作難易度は低めかと思いますが

48や72等、適当な標準スケールに縮小してもそれほど難しくはないでしょう

 

Murph's Models様のサイトには通常型のミーティアのモデルもあるので

作り比べて見ても面白いかもしれません