子どもに教える時のスモールステップの仕方の実例 | 自閉症スペクトラムの窓

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~そのままの君と~  自閉症の息子と、家族の日々を綴って・・・

父と母、兄と妹の家族4人の生活は、山あり谷あり、時に綱渡りな状況です。

笑いあり、困ることあり、ハプニング多々あり。

たいへんなことも多いけど、どうせなら笑顔で過ごせたらと思っています。

LADです。不要不急の外出を控えるようにとのことでしたので、今日は、家族で1日家の中で過ごしました。その分、食事は、ちょっと凝ってみました。昼はピザ、夜は、酢豚にサトイモご飯を作りました。

 

昨日の記事の続きで、何かを教える時のスモールステップのやり方を知りたいと言われました。

 

例えば、「紐を結ぶ」という課題があるとします。紐が結べると、エプロンや三角巾、靴紐が自分で結べるようになるので、是非身につけて欲しいスキルです。

 

まずは、「本結び」を、手順書を見ながら、覚えてもらう。ここでは、わかりやすいように、紐の色を変えています。これは、息子が小3の時の課題なので、手順書ですが、今なら、動画でもいいと思います。

 

 

「本結び」を、手順書を見なくても出来るくらいまで練習します。色違いの紐でなくても、できるようになったら、次のステップに進みます。息子は、8カ月くらいかかりました。

 

本結びが、完全に出来るようになったら、次は「ちょうちょ結び」です。

 

 

お手本で、支援者がやって見せて、つぎに写真を見ながら「ちょうちょ結び」をしてもらいます。これが手元を見ながらできるようになったら、次のステップで、実践にいきます。

 

 

靴紐(自分の足もとを見ながら結ぶ)、エプロンの紐(後ろ手で結ぶ)など、実用的なものに、移行していく。ここまで来るのに、1年間かかっています。

 

このような感じで、1つづつ、スモールステップしていきます。最終目標は、実生活の中で、活かせるスキルの獲得が最終目標です。

 

【今日のいいとこ探し】

 

今日は、1日外出せず家にいた息子。YouTubeを見たり、大好きな「メーデー」という飛行機事故検証番組の録画を観たり、昼寝をしたり、ダラダラしていました。

 

午後になって、急に「これじゃあいけない。3月3日のひな祭りに向けて、創作活動頑張ります」といって、絵を描き始めました。どんどん描いて、午後だけで3枚の絵を描き上げていました。すごい、集中力です。

 

追伸

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