就学相談で、普通級と支援級に悩む | 自閉症スペクトラムの窓

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~そのままの君と~  自閉症の息子と、家族の日々を綴って・・・

父と母、兄と妹の家族4人の生活は、山あり谷あり、時に綱渡りな状況です。

笑いあり、困ることあり、ハプニング多々あり。

たいへんなことも多いけど、どうせなら笑顔で過ごせたらと思っています。

LADです。天気予報が外れて、雨が降らず、暑いくらいのいいお天気でした。空が高くて、もう秋の空でした。季節は、しっかり進んでいますね。

 

 

就学相談にかかっていて、普通級と特別支援級で、悩んでいるというお母さんから相談を受けました。

 

以前、親の会で作った資料を渡しました。それぞれの「+なところ」、「-なところ」を、簡単にまとめてみました。

 

○普通級(通常級)

+)カリキュラムが決まっている。時間割通りに、授業が進む。ハンディの無い仲間と年齢相応な生活を送り、地域の子どもたちと親交を持てる。

 

-)クラスの人数が多く、原則一斉指示で授業がすすむ。独自のニーズや障がい特性への個別の対応は難しい。出来ないことを目のあたりにして、本人が委縮する場合もある。

 

○特別支援学級

+)地域の小学校の中にあり、普通級と交流もある。少人数で子どものニーズに合わせた教育が可能。兄妹や近所の子どもと一緒に通うことが出来る(地域によっては、全部の学校にあるわけでない)

 

-)ただし違う学年、違う障害の子と一緒に学ぶことにになる。また、教員の人員や特別支援教育の内容が、学校によってかなりばらつきがある。

 

○養護学校(特別支援学校)

+)専門的な知識のある教員から、少人数で学べる。子どもの人数に対して、教員数が多い。

 

-)家から遠い所に通うことが多く、負担が大きい。兄弟と違う学校になり、地域の子どもとの交流が希薄になる。        

 

進路を選ぶにあたっては、実際の授業の場を、親子で見学、体験してみるといいですね。、自分のうちの子が、「ここで授業を受けている姿」が想像できるかが、ポイントだと思います。

 

これから、教育委員会との学校見学、面談もありますし、秋の地域の学校開放デーなども、利用して実際に足を運び、色々質問するといいと伝えました。

 

あとは、就学相談して、ここにすると決めたら、親が悩まないというアドバイスしました。「ああ、やっぱりあっちにすればよかった・・・」と、親が引きずると、子どもにもそれが伝わります。

 

一度、在籍したら、移籍が叶わないわけではありません。年度の途中は、先生の手配の関係で難しいですが、年度の切り替えのタイミングに移籍を希望し、早めにお願いすれば、それも普通にできます。

 

お子さんは、ランドセルをおばあちゃんに買ってもらって、小学校に行くのを楽しみにしているそうです。相談の方のお子さんが、安心して、楽しく学校に通えるといいですね。

 

【クスっと、コーナー】

 

お誕生日に買ってあげた、シンカリオンのカードセットですが、ただのカードでなかったようです。

 

お小遣いで、そのカードの読み取り器を買ってきた息子、手首に装着して、「チェンジ、シンカリオン!!」と、真剣に、叫んでいます。

 

お子ちゃまですね ( ´艸`)

 

追伸

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