なかなか冷めない生ぬるい風に
どうして、誘われベランダに出た。
点、点、と灯る夜の傍らに
不釣り合いな程、
低い位置で肩を並べる
下弦の月。
そこに、
あるはずの無い幽寂な空気に、
暗闇と共に不安を飲み込まれそうになり
あとずさりながら扉を閉めた。
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そっと
不安をかき消すように
眩しい光に
早く目が醒めた朝。
何事もなかったかのように
平等に降りそそぐ太陽。
ヒトはこの美しい地球を
守れるのだろうか
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今日は『盆入り』
田舎の両親の元から送られてきた
不揃いな家庭菜園の野菜達。
いくつになっても
子を想う親心。
ありがたい・・・・
『キュッ』と上を向いた
一番、早く走れそうな
スマートな曲がりキューリが、
君の乗る、お馬さん。
でんでん
迷わず、転ばず、脇目も振らず。
一目散にママの元に駆けてきてね・・・
｡:+((*´艸`))+:｡
目にみえるコト、心でみえるコト。
逢える時間、逢えない時間。
さわれるモノ、ふれる事はできないモノ。
すべての想いを越えて、
そこに、安らぎがありますように・・・