「人財育成なんでも相談家※」ラシャンス渡辺しのぶです。
（※新人からマネージャー層の研修まで幅広いテーマに対応可能です）
先日、少年刑務所などで職業訓練の講師をしている方からお話を伺う機会があった。
少年刑務所や刑務所に収監されている受刑者たちは、出所してから仕事に就くために、職業訓練を受けることは皆さんもご存じですよね。
例えば、木工家具づくり、革製品づくり、味噌づくり、編み物、刺繍・・・・でも、それって本当に仕事につながるのだろうか？現実的では無い気がしますよね。
最近ではWebデザイナーとして就職ができるよう、PCでPhotoShopなどを習い、HP作成の練習などもするらしいです。
そして、昔のイメージでは少年院＝暴走族とか街の不良が入っているイメージないですか？
今はほとんど「普通の少年少女」であり罪名は「闇バイト」と聴き、大いにショックを受けました。。。。
NHKでも放送されているドラマ「3000万」
（昨日最終話でしたが、再放送もあります）
も普通の主婦が、ほんの少し上の生活を目指して・お金が欲しくてちょっとしたきっかけで泥沼にはまり、抜け出したくてもますます深みにはまりこんでいく・・という恐ろしいものでした。
そして、ニュースでは連日のように闇バイトで集められた若者が、強盗に押し入り、老人を殺害したという報道がされている。
闇バイトのことが気になり、本を読んでみた。
つかまるのは、実行犯の２0～30代の若者。
学生、フリーター、会社員、会社経営者もいるといいます。
性格は「自律性が乏しく流されやすい」ことが多いようです。
最初は本当に軽い仕事が入り口らしい。
闇バイトは「一時の金」を選ぶのか「一生の破滅」を選ぶのかの二択。
強盗は重罪です、初犯であっても実刑は免れません。
被害者に暴行を与えて死亡させてしまったら、PTSDで苦しむこともあるようです。。。
長い懲役刑を受け、若くして前科者の烙印を押されます。
詐欺犯罪者は出所しても、銀行口座を開設できないので各種契約ができない、スマホさえ持てなくなるそうです。
就職や結婚もできなくなりますね。
そんな若者が出所しても、仕事に就けない。
世の中から排除された若者は「ヤミ通帳」「ヤミ携帯」に手を出し、また闇の世界の仕事に手を染めてしまう。
恐ろしい悪＆負のループです。
ほんのわずかなお金で、人生を棒に振るのが「闇バイト」なのです。
判断能力の乏しい若者が、自室でスマホから気楽にバイトに募集できる手軽さ。。。
みんなやっているし、ダイジョウブだよ。。。。
中学生から闇バイトに関わるという話も聞きます。
早い段階で学校教育でも扱ってほしいですね。
正しい知識を、周囲の大人が教えることが必要です。
そして、出所後の更生を手助けする仕組みも必要だと切に願います。
少し前まで、大手の就職情報誌やハローワークにも闇バイトの求人が出ていたと聞きます。
広告内容の詳細まで調査できませんからね、情報は自分で精査しなくてはいけない。
講師仲間の携帯にもショートメールが届いたと聞きました。
「スマホだけでできる、日給４万円の高額バイトがあります、興味ありませんか？」と。もちろん知らない番号から。
無差別にそんなメールが届く時代なのです。
私たち自身も気を付ける、そしてご自分のお子さんは当然のこと、周囲の若者たちにも目を配っていきましょう。
日本の平和はみんなで守り、みんなで作るものだから。
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社員が一丸となり利益を上げる。
そして、経営者も社員もその家族も幸せになりましょう。
研修を通じて、組織の問題解決をお手伝いをさせていただきます。
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