「人財育成なんでも相談家※」ラシャンス渡辺しのぶです。
ぼさぼさ頭の不愛想な保健室の先生を、松下さんが演じています。(役名は牧野先生)
まず、保健室の先生が「女性」ではないという点。
ここから、少数派=マイノリティである。
しかも、保健室の先生と言えば優しいキャラなのに、この先生は「保健室には来るな!」と怖い顔で子供たちに言い放つ。
しかしながら、病気を正しく見極めて、子供を甘やかさず本質をつく。
ドラマ中の、他の先生方の会話を聞いていると
男女ともに生徒を「●●さん」で呼んでいる。
昔ながらの「男子=●●くん、女子=●●さん」ではないのだ。
※私の知る小中学校でも「●●さん」統一は少なくないです
これは、意外に組織の中ではされていないこと。
ハラスメント防止意識の高い組織では、男女ともに「●●さん」呼びに変えているが、そうでない組織も多いよね。
小学校ではすでに、このようなジェンダー教育がされているのに、組織中の昭和な人たちの意識が変わらないのでは、ジェネレーションギャップは広がるばかりだと思う。
また、第二話で男子生徒が「男は高いところからでも飛び降りられるのが、かっこいい!」と木から飛び降りて気胸を起こす。
それに対して「ばかばかしい!」と言い放つ牧野先生に、他の先生が「それはそうですが、実際にカッコいいと思う男子生徒がいるのは事実。それをどう指導していくかが問題なんです。」と問題提起する。
「危ないからダメ」ではなく、本人が納得する答えを牧野先生は現場で教えている。
昨今TVドラマでも、LGBTQが取り上げられることが増えてきた。
大流行だった「虎に翼」でも、女性弁護士、戦争孤児、LGBTQと様々なマイノリティを取り上げてきたが、この「放課後カルテ」新たな視点を提供してくれている。。。と私は感じる。
来週も楽しみだなぁ。
2022年4月1日よりすべての組織で「パワハラ防止措置」が義務化されました。
対策はされていますでしょうか。
標準的内容から、自社の内容に沿ったものまで、カスタマイズに応じます。
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