終了 | ラヴログ

終了

日本は今、凄まじい円高に悩まされております。
世界各地が裕福になったところで、我々日本人が失業するのに頷く訳ですか??
日本人が犠牲になって、世界各地を富まそうと??
なら、TPPを賛成する方々が勝手に職を失って路頭に迷い、勝手にやって下さい。
私は御免です。

トリクルダウン理論でしたっけ?
金持ちが儲ければ儲けるほど、貧乏人も豊かになれる……という理論は。
まぁ、そんな感じの発想で自由貿易を行えば行うほどに国民全てが豊かになれると言いたいのでしょうけれど。

GDPに比例して、ドンドンと伸びているのが分かりますか~~??

自由化は、高額収入を得る人間の元へと収入が集まり、逆に貧乏人は貧乏人のままで……いや、もっと生活が酷くなるのです。

比較優位が正しければ、確かに自由貿易は国家の生産力を向上させるのでしょう。
しかし、その結果として貧乏人が……国家の6割以上の貧乏人の生活が苦しくなるようでは、比較優位なんざ糞喰らえと吐き捨てても構わないと思います。




トリクルダウン理論(trickle-down theory)とは、「富める者が富めば、貧しい者にも自然に富が浸透(トリクルダウン)する」とする政治思想である。「金持ちを儲けさせれば貧乏人もおこぼれに与れる」と主張することから、「おこぼれ経済」とも通称される。現状では、マクロレベルでのパイの拡大が、貧困層の経済状況を改善につながることを裏付ける有力な研究は存在しない。一方、この事への反論から理論的否定がなされ「トリクルダウン仮説」とも呼ばれる。である。


http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%88%E3%83%AA%E3%82%AF%E3%83%AB%E3%83%80%E3%82%A6%E3%83%B3%E7%90%86%E8%AB%96

少し調べれば、経済とは関係ないことが分かります。
デフレと円高も、自由貿易には関係ありません。

自由貿易で デフレにはならない。
あるモノの値段が下がると、企業や消費者は支出の減った分を、競合しない他のモノの支出に向けるから、それらの価格はあるモノの値段の低下を相殺するように上がるだろう。
これは国内での分配を意味しています。
他のモノに向かった支出によって、利益を得る企業もあるということです。

政治と経済を混同するから、自由貿易反対とか比較優位を理解できないのです。
政治の分配の問題と以前から指摘しているとおりです。

TPPで失業とか、反対論者は日本はすでに自由市場だからメリットがないと記憶していましたが。
雇用の水準はマクロ経済要因によるものです。

自由貿易の恩恵をこれまで享受していながら、それば否定したり、GDPが意味ないなら、保護主義で少ないGDPを分配してください。というか周囲を巻き込まないためにも自給自足してください。

ようやく理解しました。
TPP賛成派の言葉を。

彼らは、経済学しか考えてないんですね。
要は、心底の資本主義者。
経済とは経済によってのみ動くと考えているのでしょう。


http://change-wecan.iza.ne.jp/blog/entry/2492034/

被害者の実体験というものです。
TPPに反対するのに……これ以上、説得力のある言葉はないでしょう??

ま、これでもこの教授は嘘を吐いていて信頼できないと言うのなら、もう言葉を重ねるだけむなしいだけでしょうけれど。

まさに「理想を抱いて溺死しろ」ってヤツです。



TPP反対派というのは、自分の非は認めないどころか無知を開き直り、経済学をバカにする人たちなんですね。
政治の問題なら政治の問題だけを書けばいい。
経済学の間違った前提から導かれた結論に何の疑問も抱かずに、指摘されたらすり替えごまかす。

こちらこそ関わるのは今後一切遠慮します。

経済学は温かい心と、冷静な頭脳で考えるものです。
経済学は机上の空論でも、それを扱うのは心の通った人間なのです。