【澎湖で中国語を勉強しよう!②】台湾「澎湖」の日本人向け中国語教室3箇所で実際に留学してみた。 | 世界を旅してたら台湾で中国語の先生になってました。

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前回の続き。

 

前回記事:【澎湖で中国語を勉強しよう!①】格安で台湾留学ができる!澎湖の日本人向け中国語教室3校に密着!!

 

 

前回の記事では、台湾の離島である澎湖(ポンフー)に3件の日本人向け中国語教室があることを簡単に紹介しましたが、今回の記事では、先日僕自身が実際にそれぞれの学校に訪問し授業を受けてきましたので、いち生徒目線で客観的かつ公平に評価してみたいと思います。

 

 

ズバリ言うわよ!

(注意:これからレポートする内容はあくまで僕自身の個人的な感想であり、人によって感じ方や受けるサービスや授業も異なると思いますので、参考程度にとどめておくことをオススメします。また、いずれも2017年3月時点の内容となっております)

 

さて、まずおさらいにはなりますが、澎湖にある日本人向けの中国語教室は下記の3件です。(リンク先はそれぞれのホームページです)

 

 

阿甘語学学校(2004年設立)

 

 

台湾中国語学院(2016年設立)

 

 

花梨客棧 -カリンのお宿-(2016年設立)

 

 

 

それぞれの詳細のレポートの前に、3校に共通する特徴を挙げてみようと思います。

 

 

・基本的に日本人向け

・そのため生徒のほとんどが日本人

・入学前後の連絡が全て日本語なので海外初心者も安心

・先生は100%台湾人

・基本的にマンツーマンレッスン(グループレッスンあり)

・宿泊ができる。Wi-Fiあり

・台湾本土の大学付属の語学センターよりも割安で、入学時期などの制限がなく、フレキシブルである

・食事は含まれない

・教材は基本的に台北師範大学発行の「当代中文課程」か「実用視聴華語」が使われるが、自分の持っている教材を持ち込むこともできる

・教科書は統一だが、基本的に授業の方法は先生によってバラバラで、フィリピン留学で見られるような語学学習メソッドなどは皆無。

 

 

では次に、3件の授業料と宿泊費を見てみましょう。

 

 

 

 

表を見て分かる通り、1日1時間授業の単価(学費+宿泊費)は「阿甘」が最安ですが、1ヶ月4時間授業になると、授業料の単価が安い分「花梨」が最安になります。(ちなみに「花梨」は授業付きの場合、宿泊料が割引されるという料金システムとなっております。上の表は既に割引後の価格です)

(注意:2017年4月4日時点の料金で、今後値段変更の可能性あり)

 

 

 

それでは、ここから1校ずつ詳細にレポートしていきます。

 

 

 

阿甘語学学校(2004年設立)

 

(阿甘のHPより)

 

こちらは2004年設立と澎湖で最初に作られた日本人夫婦が営む日本人向けの中国語教室の老舗になります。台湾人の先生も在籍期間が長く、経験豊富だと言えると思います。

 

僕は今回時間の都合上、自分では授業を受けることができませんでしたが、学校見学として当校に訪問させて頂き、生徒の方々から話を伺うことができましたので、それらをもとにした感想となります。

 

 

阿甘語学学校の5段階評価】

講師・授業 ★★★☆☆

運営・スタッフ対応 ★★★☆☆

施設・設備 ★★☆☆☆

教室の立地 ★★☆☆☆

コスパ ★★★★☆

平均(2.8点)

 

 

◆講師・授業 ★★★☆☆

経験豊富な先生が在籍しており、中には日本語が上手な先生も数人いるため、日本語での解説も可能です。ただし、一貫した授業マニュアル等はなく、先生によって教え方はバラバラで、先生を変更した生徒の方曰く、発音方法等の教え方があまりにも違っていて困惑してしまったとのことです。また、先生によっては、あまりにも発音を重視しすぎて喋りたくても毎回毎回止められて発音を矯正させられることが多くストレスが溜まることもあるとか。

中国語は確かに発音がとても大事ですが、行き過ぎもどうかと思います。先生によって授業の印象は全く違うようです。

 

◆運営・スタッフ対応 ★★★☆☆

基本的にオーナーは放任主義のようで、観光案内などはあまりないようです。

また清掃スタッフなどもおらず、掃除が行き届いているとは思えませんでした。また、当校の入学条件として「最低2週間~」が必要で、短期でも受け入れ可能な他2校と比べてその点は不利な点の1つだと思います。ただし台湾の祝日も授業は開講されるそうです。

 

◆施設・設備 ★★☆☆☆

実際に学校を訪問させてもらいましたが、教室兼宿泊施設は全体的にとても古く感じました。基本的には1人の生徒に1つの個室があてがわれるようですが、窓のない部屋が多かったり、壁が薄かったりするという話を聞きました。ただ多くの個室にトイレやシャワーがあるのは良い点だと言えます。また、2階にコタツのあるリビング(共有スペース)があり、生徒同士の交流が生まれやすいのも当校の施設の特徴だと思います。

 

◆教室の立地 ★★☆☆☆

市中心から2キロ近く離れており、お世辞にも立地が良いとは言えません。ただ、近くにコンビニや小さな台湾ローカルフードのお店があるので、生活する分には困りません。自転車やバイクを借りることをオススメします。

 

◆コスパ ★★★★☆

個室に住み、1日2時間のマンツーマンレッスンを受けるという条件においては3件の中で最安値です。僕が実際に生徒の方々に話を聞いたところ、当校を選んだ理由は「安かったから」という方が2,3人いらっしゃいました。

また、学費に関して、学校に到着して一括先払いが一般的ですが、当校は後払い(毎月末)で良いそうです。

 

 

 

台湾中国語学院(2016年設立)

 

(1階のリビングの様子)

 

こちらは日本人オーナーが去年設立したばかりの中国語教室で、google検索で上位に表示されるので、ネット上で最も目につきやすい学校だと思います。ホームページもシンプルで分かりやすいです。オーナーが運営する澎湖のことについて書かれたブログもあります。(http://www.taiwan-penghu.com/

 

僕は3月26~31日まで1週間実際に当校に宿泊しながら月~金まで毎日2時間のマンツーマンレッスンを受けました。

 

※2017年11月23日追記:中国語学院のオーナー様から当レビューに対していくつかご指摘がありましたので一部訂正または追記させていただきます。

 

台湾中国語学院の5段階評価】

講師・授業 ★★★☆☆

運営・スタッフ対応 ★★☆☆☆

施設・設備 ★★☆☆☆

教室の立地 ★☆☆☆☆(2号館は★★★★★)

コスパ ★★☆☆☆

平均(2.0点)

 

 

◆講師・授業 ★★★☆☆

1週間で2人の先生に教わりました。1人は大学院で中国語教授法を専門的に学び、海外でも外国人に中国語を教えていたという実績を持つ先生で、もう1人は日本の滞在歴が長く、日本語がとても上手で日本語の解説を交えながら授業ができるようでした。いずれの先生もとても教育熱心で好感を持てました。ただし、「阿甘」と同様に先生によって教え方は異なり、先生が変われば教え方もそれぞれ違っていました。

 

◆運営・スタッフ対応 ★★☆☆☆

僕は1号館を利用していましたが、初日こそ日本人オーナーの案内はあったものの、それ以外は最終日まで観光案内などは全くありませんでしたし、お話しする機会もほとんどありませんでした。僕のいた時は生徒同士の交流もほとんどなく、ただ2時間の授業を受けるだけの毎日でした。

 

※2017年11月23日追記:僕の場合は上に書いた通りですが、通常は生徒さんへの案内には重点を置いているそうです。また他の生徒さんと交流が持てるかどうかは人それぞれであり、タイミングにもよるかと思います。

 

◆施設・設備 ★★☆☆☆

1号館は4階建ての建物が使われており、1階のリビング(共有スペース)の一部が教室として使用され、2, 3階は生徒が宿泊する部屋として使用されていました。1号館は幹線道路に面しており、1階のリビングや道路に面している部屋は日中とてもうるさかったです。また、1号館には常駐スタッフはおらず、僕がいた1週間はトイレ・シャワーなど共有スペースなどの清掃はされず、衛生管理に疑問を持ちました。

 

※2017年11月23日追記:現在は清掃スタッフを雇われているとのことです。

 

良い点として、1部屋あたり広々としていること、トイレ・シャワー(ユニット式)が各階にあることが挙げられると思います。自転車の貸出もあるにはありますが、とても漕ぎにくかったです…

 

※2017年11月23日追記:現在は数台良い物があるそうです。

 

◆教室の立地 ★☆☆☆☆(2号館は★★★★★)

市中心から3キロ近く離れており、周りにはコンビニや日用雑貨店があるものの飲食店はあまりありませんでした。ある日の午後2時にお腹が空いて、近くを散策してみましたが、あまりにも付近に何もなくて驚きました(笑)

 

※2017年11月23日追記:オーナー様によると歩いて5~7分程度の範囲内に食堂が5、6件、セブンイレブンが2件、スーパーが1件、雑貨屋さん、ドリンクスタンドやパスタ屋さん、ピザ屋さんなどもあるそうです。

私が行った時はシーズンオフだったためか多くの店が閉まっていて難儀しましたが、オーナー様曰く実際は生徒さんたちは困っていないとのことです。

 

逆に2号館は市中心にあるので、買い物、食事、観光全てにおいて便利です。

 

◆コスパ ★★☆☆☆

他2校と比べると割高の値段設定になっており、個人的な感想としてコストパフォーマンスが高いとは思えませんでした。もちろん、台湾本土の大学付属の語学センターのマンツーマンレッスンや宿泊費に比べると割安であることは間違いありません。

 

 

 

花梨客棧 -カリンのお宿-(2016年設立)

 

(教室、カリン先生)

 

こちらは台湾人がオーナーであり、あくまでも「民宿」(政府から正式な許可をうけている)であり、宿泊の付加価値として中国語の授業を提供しているようです。澎湖にとても詳しく澎湖を愛する日本人スタッフも常駐しており、中国語ができない方でも安心です。

 

僕は3月23~25日、31日に宿泊し実際に授業を受けました。また当民宿は「阿甘」とも交流があるようで、実際に僕も滞在期間中に阿甘の生徒の方々との中国語勉強会に参加させてもらいました。

 

 

花梨客棧 -カリンのお宿-の5段階評価】

講師・授業 ★★★★☆

運営・スタッフ対応 ★★★★★

施設・設備 ★★★★☆

教室の立地 ★★★☆☆

コスパ ★★★★☆

平均(4.0点)

 

 

◆講師・授業 ★★★★☆

民宿の台湾人オーナー(カリン先生)がここの唯一の先生を兼ねており、僕が滞在していた時は毎日授業で忙しそうでした。今のところ他の先生を雇う予定はないとのことで、受け入れ生徒数に限界があるようです。授業料の単価は他2校よりも安いのですが、生徒数の状況によって、1日にたくさんの授業を受けたくても受けられない可能性もあります。(事前の問い合わせが必須)

カリン先生は2008年から日本人に中国語を教えており、日本語もある程度理解できるので、中国語初心者の方も安心できると思います。生徒の要望に応じて様々な授業スタイルに対応できるのが自慢だそうです。

 

◆運営・スタッフ対応 ★★★★★

オーナーであるカリン先生、日本人スタッフのそれぞれが自発的に我々生徒たちを澎湖のローカルイベントに誘ってくれるので、澎湖ならではの文化に触れることができ、ご当地グルメも堪能できたのは非常に有難かったです。車での空港送迎もあるので、台湾や澎湖が初めての方も安心です。台湾の祝日も授業は開講されるそうです。

 

◆施設・設備 ★★★★☆

当民宿は2016年に建物をリフォームしたばかりで新しさを感じます。部屋だけでなくトイレ・シャワーなどの共有スペースの掃除も行き届いていて他校に比べて清潔感があります。1階の共有スペースはコタツもあり、とても居心地が良く、他の生徒さんも集まりやすく毎日交流がありました。原付バイク(1日300元)と自転車(無料)の貸出もあります。

 

◆教室の立地 ★★★☆☆

他の2校と比べたら市内に近いのですが、中心まで1キロくらいあるので、徒歩では少し遠く感じるかもしれません。(自転車がオススメです)ただし、歩いてすぐのところにコンビニとスーパーがありとても便利です。

 

◆コスパ ★★★★☆

宿泊料金だけを見ると、民宿だけに他校に比べて最も高い料金設定なのですが、中国語の授業を付けると宿泊料金が安くなるのに加え、授業料の単価も他校に比べて安いので、1日4時間のマンツーマンレッスンという条件では3件中最も安くなります。清潔感のある民宿に泊まれて、日本語がある程度できる経験豊富な先生からマンツーマンレッスンを受けることができ、コストパフォーマンスはかなり高いと思います。

 

 

 

以上、、、

 

結果として、僕の中で公平に評価した結果、最も評価が高かったのは「花梨客棧 -カリンのお宿-」です。それぞれ良し悪しがありますので一概には言えませんが、スタッフの方の手厚い対応、施設の清潔さ、授業料のお得感などの点で他と比べて「花梨」が勝っていると感じました。

 

繰り返しになりますが、以上はあくまで僕個人的な感想です。

是非このレポートが皆様の参考になれば幸いです。

 

 

 

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