『やかまし村の子どもたち』
アストリッド・リンドグレーン作
やかまし村に住む6人の子どもたちの日常を描いた小説です。
やかまし村。
そこは森の中のちいさな村。
この村には子どもは6人だけ。
おうちは3軒だけ。
くっつきあうようにして建っているおうちの中で、森の中で、野原で、納屋の中で、そして遠く離れた学校の行き帰り。
子どもたちの日々の楽しみが、ほんわかと描かれています。
男の子と女の子で言い合いしてみたり、
自分たちの秘密を作ってみたり、
家の仕事を手伝いながらも悪だくみしてみたり、
ちいさな自分たちだけの基地を作ってみたり、
夜にこっそり家出しようとしたのに、気が付いたら朝だったり!
自分の幼少期を思い出したりしてクスッとわらっちゃったりしそうになりながら読みました。
親になって読んでみると、子どもたちはこんな風な日々の中に生きているんだな、と思い出させてくれました。
続きもあるので読んでみようと思います。
###ちなみに###
原題は、Alla vi barn i Bullerbyn
やかまし村は「Bullerbyn」。地名なのかな?
英語では「Noisy Village」と訳されているので、それが日本語になったのかな?
2015/11/13
