医療従事者の優先接種で当院のスタッフも皆ワクチンを2回接種完了しました。

ワクチンを接種した後の副反応について気になる方が多いかと思いますので、当院スタッフの結果をまとめました。

 

 

1回目接種・2回目接種共に接種部位の痛み(軽度)が一番多い副反応でした。

2回目接種では1回目接種と比較して、倦怠感や発熱があったスタッフが多い傾向となりました。

 

 

2回接種の2~3週間後に抗体検査キットで抗体が作られているか簡易的に検査しました。

定性検査ですので、抗体量がどれくらいあるかは不明です。

Cはコントロール、Gはワクチン接種により産生された抗体です。Gは比較的長期間持続します。

2回接種済のスタッフでは全員に抗体が産生されていました

アレルギー症状がでて、1回のみ接種のスタッフは非常に弱いものの抗体がありました。

発熱した場合は、解熱剤を内服してよいとされています。

また、倦怠感や発熱症状に備えて、接種後から翌日はゆっくりと過ごされた方がよいかもしれません。

 

今後ワクチンの一般接種が順次開始されます。

それに伴い日本産婦人科学会は以下のように提言しています。

 

 

COVID-19 ワクチン接種を考慮する妊婦さんならびに妊娠を希望する⽅へ

 

1. COVID-19 ワクチンは、現時点で妊婦に対して短期的安全性を⽰す情報が出つつある

が、中・⻑期的な副反応や胎児および出⽣児への安全性に関しては今後の情報収集が必要である。現時点では世界的に接種のメリットがリスクを上回ると考えられる。

2. 流⾏拡⼤の現状を踏まえて、妊婦をワクチン接種対象から除外しない。 特に⼈⼝当たりの感染者が多い地域では積極的な接種を考慮する。接種する場合には、産婦⼈科医は 被接種者に、⻑期的な副反応は不明で、胎児および出⽣児への安全性は確⽴していない ことを事前に⼗分に説明する。同意を得た上で接種し、その後 30 分は院内で経過観察 する。現時点で mRNA ワクチンには催奇性や胎児胎盤障害を起こすという報告は無いが、器官形成期(妊娠 12 週まで)は、偶発的な胎児異常の発⽣との識別に関する混乱 を招く恐れがあるため、ワクチン接種を避ける。妊婦には⺟児管理のできる産婦⼈科施 設などでワクチンを接種する事が望ましく、なるべく接種前後に超⾳波やドップラー 検査などで胎児⼼拍を確認する。直前検査が難しい集団接種や、産科のない診療所など で接種する場合、接種前後 1 週間以内に妊婦健診を受診するように促す。また,接種後 に腹痛や出⾎、胎動減少などの症状があればすぐに産科を受診するように指⽰する。

 3. 妊婦さんならびに妊娠を希望する⽅で、感染リスクが⾼い医療従事者、保健介護従事者、 重症化リスクが⾼い肥満や糖尿病など基礎疾患を合併している場合は、ワクチン接種 を積極的に考慮する。

 4. 妊婦のパートナーは、家庭内での感染を防ぐために、ワクチン接種を考慮する。

 5. 妊娠を希望される⼥性は、可能であれば妊娠する前に接種を受けるようにする。(⽣ワクチンではないので、接種後⻑期の避妊は必要ない。)

 

患者さん⼀⼈⼀⼈の背景が違いますので、まずは産婦⼈科の主治医と⼗分にご相談ください。