

読みやすさと理解しやすい配慮の元作成しました。ところが長文となりました。
宜しければ、最後までお付き合い下さい



西洋占星術には、宇宙の遥か彼方の太陽よりも数千倍も大
きな恒星を占いの材料とした技法があります。それを
恒星占星術(Fixd Stars and Constellations in Astrology)
と言います



もちろん、占星術の基礎の部分であります。それぞれの星
々のキャラクターを熟知しませんと、占えません。
この技法は、古来からの知恵が活かされて的中率は高いです。
ところが、国内では、正確な位置、つまり西洋占星術のものさし
12星座の位置が曖昧で、正確な情報が得られない環境にあるのです。
私はその様な環境下でも、これまで鑑定に織り込めてきました。
それは、ホロスコープチャートのソフトの情報のデーターを
信じていたからです

しかし、確認作業として手元に確認ツールがないと、とても不便でした。
ところが、神経集中の作業ゆえに中々時間が作れませんでした。
そこで、覚悟を決めて強制的に時間を作り、以前翻訳しました、・*:.。.:*・゜
Vivian・E・Robson著「Fixd Stars and Constellations in Astrology」
のデーターの修正を致しました。
正確には、恒星の位置が違っていたのですね。
Vivian・E・Robson氏の著
「Fixd Stars and Constellations in Astrology」では、
110の恒星のご紹介でしたが、ソーラーファイアー(SolarFire7)
から出力した恒星は、276ありました。
「Fixd Stars and Constellations in Astrology」ご紹介され
ていません、166については、私独自で調べました。


結果、上記画像ですが

100頁にまとめた恒星占星術の情報ツールが出来上がりました。
こちらは、自分自身の為の情報源となる確認作業のツールです。
この先、新たな情報が分かれば、修正を加えて行くつもりです。
しかし、この作業は神経を酷使する作業なので、暫くお休みです。
人は集中力を使う際、呼吸を止めるので脳内に酸素を送らなく
なるそうです。その為、様々な器官に影響が及ぶとの事です。
その様な事等も鑑みてのバランスの配慮です。
さて、その作業の流れの中で分かった事です。
NHK大河ドラマ「平 清盛」が現在人気を博しています。
お話をその辺りに向けさせて頂きます。
時代背景として、平家が活躍したのが、平安時代、平家が滅びた
後に、源頼朝が活躍したのが戦国時代となります。争いの歴史が
連綿と繰り返し続いてきたのですね。
実は、この恒星占星術にてはα星の平家星とβ星の源氏星があるのです。



まず、和名で呼ばれています平家星は、ペテルギウス(Betelgeuze)と言
います。オリオン座に位置する赤いα星となるのです。平家と源氏の戦
いの赤旗と白旗になぞられてこの星は、平家星と呼ばれていたそうです。
本質としては、火星と水星となります。
如何にも争いの星らしいです。
水星は知性を司りますから、知恵を駆使した戦略派です。
12星座の位置は、ふたご座28°54′45″です。
太陽の位置としては6月20日です。
(恒星は動きませんので反時計回りになります)
意味としては、闘う上においての名誉、昇進及び富を与えます。
けれども、位置する星々で様々変わります。
ここでは、太陽との組み合わせをご紹介致します。
つまり、6月20日前後のお生まれの方は関連する可能性があるのです。
(それでも星の配置に寄って異なります)
示される意味としては、オカルト、神秘的な能力と関心を持ちやすいが、
反面、急病、熱病になりやすく、最終的には名誉と昇進は破滅します。

ほぼ同位置に北極星(ふたご座28°43′47″)のポラリスが来ます。
この星は、カトリック教会では聖母マリア様を意味する星です。
示す本質は、土星と金星です。
ふたご座28°(6/20)前後辺りの星の配置は、ペテルギュウスの戦略的
な部分とポラリスのトラブルの狭間で一角の人格を形成していくのかも
知れませんね。
それらのストリー作りは、チャートの中の星々が示します。
余談ですが、日光東照宮の本殿前に設けられた陽明門とその前の鳥居を中心に結んだ上空に北極星のポラリスが来るように造られていると言わ
れています。徳川家康は、死後も見守ると言う意味が込められていると
の事です。陰陽道の影響を受けているとの事です。西洋占星術と陰陽道
は、根本的に異なる哲学を持つものですが、恒星を調べる中でところど
ころでこの様な事が見かけられましたので、ご紹介しています。

今度は、源氏星です。
源氏星は、リゲル(Rigel)です。
同じくオリオン座に位置する白いβ星になります。
西洋占星術のソースは、ギリシャ神話になりますが、ここで、
この星のソースをご紹介致します。()は、位置する恒星の説
明です。

スカジナビアの神話では、ギリシャ神話のオリオンを巨人オルワン
デルの姿として、リゲルはその足の2本指の1つを輝く星として
いました。もう1本の指は、しもやけになっている間に雷神トー
ルがもぎ取って北の空高く投げ揚げました。投げられた星は、北斗
七星の絵の部分(※アルコルおとめ座16°01′26″:見捨てられた
もの)にくっついて光っている星(※アルゴルおうし座26°29′40″
:悪魔の頭)になったと伝えられています。

つまり、リゲルの足の指がしもやけになって北斗七星(おとめ座)
辺りに放り投げられてペルセウス(おうし座)辺りで悪魔の頭に
なったのですね。(この星の近くに野田総理の太陽はあります)
リゲルの12星座の位置は、ふたご座16°59′20″です。
太陽の位置は、6月8日です。
本質は、木星と火星です。
こちらも、争いの星ですね。
こちらの星の解釈も位置する星々で異なりますが、ASCやMCに
位置するならば名誉及び輝かしい栄光が望めます。しかし、その器
でなければ可能性止まりです。
西洋占星術には、様々な技法があります。
紀元前から連綿と伝わる4000年の歴史で証明されています。
それぞれの方々の可能性は無数の星の様に無限です。


ここまでお付き合い頂きどうもありがとうございました

この様に、西洋占星術は奥の深い哲学を持っています。
故にこの様に文書でご紹介する事も限られてしまうのです。
その為、対面での鑑定に赴きをおいて鑑定をさせて頂いております。
しかし、やむを得ず文書にての鑑定を希望なさる方にも対応致します。
ご自身の事は中々理解出来ないものです。
ホロスコープチャートの星々は、様々な視点から知識を知恵に置き換
えてお知らせさせて頂いております。
もちろん、皆様に頂いた個人情報につきましては、鑑定のみに使わせて頂きます。HPやブログでご紹介する様な事もございませんので、ご安心下さい。
鑑定のお申し込みは、こちらからお願いします。
あとりえlablam