↑息子in水族館。



どうも、こんにゃくいもです。


こんにゃくいもはフラメンコを始めて5年ぐらいになりますが、フラメンコの性質上どうしても独学or独習をして、自己流で弾いてしまう傾向にあります。



どういうことかと言うとフラメンコはコンパスや音の聞こえ方が間違ってなければ「弾ければそれでいい」からです。


あと自分が今師事している先生がいないというのも関係していますね。求道者には叱ってくれる存在が必要なのです。



さてタイトルにあるラスゲアードなんですが、そのやり方も千差万別で、人それぞれ違いがあったりします。



その中でも私は特にi a iのラスゲアードが苦手でやっていませんでした。他のやり方で代用していました(自己流)



ギターを弾いていない方のために説明すると…



↑fender.comより拝借。



右手の指にこのように記号がついているのですね。iとは人差し指、aとは薬指のことです。


人差しのアップ、薬指のダウン、人差しのダウン。


これでワンサイクル。でも、こんにゃくいもはこれが出来なくて、なんとi m でのラスゲアードをしていました。人差し指アップ、中指ダウン、人差しでダウン。



これはこれで中指がパワフルなので良いこともありますが、なんせ中指は長いのでなんというか音が団子になるのです。音の分離が悪いのです。指が隣同士というのも良くない気がします。多少離れていないと等間隔にかき鳴らせないというか…。



i m i ラスゲアードの利点はパワフルだということだけなので封印して本来のやり方のi a iで行こうと思いましたのでここ1週間練習しています。




↑練習なので、普通1回のところ2回連続でラスゲアードしています。



わかりますか?薬指の音が小さいというか弱いですよね?



このラスゲアードが難しいのは、普段のラスゲアードがデコピンの要領で隣りの指にくっついてバネのように弾(はじ)いて弾くのに対して、中指を弾かないことによってそのバネの力が得られないから力強く弾くのが難しいのです!



わかりにくいですよね?えーと、分かりやすく言うと中指を抜くことによって薬指がその「支え」を失うのです。



このラスゲアードのキモはいかに薬指を独立させて力強く動かすかどうか、にかかっていると思いました!フラメンコは奥が深い!



因みにこういった地味だけど力が入ってしまう練習は怪我をしやすいので気をつけながらやっています。