練習用ギターのエンリケに新しい弦を張りました。


ここ最近はホセ・アントニオからのお古の弦だったので久しぶりに新鮮な音が聞けます。



私はラベラが好きなので、この2001ライトテンションも初めて張るわけではありませんが、楽器を総入れ替えしてからは初めて張るので相性が良いかどうかワクワクしました。


↑パッケージ。古典的でいてオシャレなデザイン。




↑プロアルテよりも透明度の高いナイロン弦。



↑細いですね。



張ったばかりですが、非常にテンションが低くて弾きやすいです。楽器が違うので参考にはならないですが、メインギターのホセ・アントニオに張ったノブロックフラメンコルナ(33.5キロ)よりも体感的にはテンションが低いです。



因みにカタログ値は35.1キロ。



音色の感想としては



非常に抜けが良くて透明感のある音





と感じました。




プロアルテと比べると1、2弦は若干キンキンしますが(私はキンキンするのは好き)、3弦は比べ物にならないぐらい抜けが良いので高音弦に関してはラベラ2001の圧勝だと思いました。




低音弦に関しても最近の流行りなのか、ビィーン!と明るくハッキリクッキリ系の音ですね。カンティーガのように直線的に鳴りますが、そこから重みを抜いたような音なのはテンションの低さからくるものでしょう。多分…。




ラベラの低音弦に関して言えば、ラベラ820シリーズのものが好みです。艶があって暖かみがあってギラっとしているんですよねー。昔のサバレス弦に熱を加えたような…そんな音なんですよ。ラベラ820シリーズの低音弦は…。




総評としては、テンションが低いのに音量があってラスゲアード主体なら素晴らしい弦でした。単音弾きならテンションを上げてミディアムかミディアムハイの方が向くと思います。


音の傾向はビセンテアミーゴプロデュース弦"Alma"

に似ています。でも値段を比べると800円ぐらい安いので、代替え品として使えそうですねぇー。良いセット弦です。 


エンリケが元々パワーのないギターなのでアレですが、参考までにどうぞ。


↑タンゴ。

↑ブレリア。