今日はお稽古でお世話になっている先生のところで、初釜でした。
初釜って、つまり年明けて初めてのお茶事なのですが
その内容は濃茶に薄茶に懐石で、超長丁場
これに、さらにお歌を詠んだり、俳句を作るお茶事もあるそうだから
その場合は、いっそ 「南蛮スタイル」 を取り入れてほしいと思います
さてさて、お祝い事なので、一応みなさま晴れ着で行きます
今回のお席は、ワタシを含めて6人の、お弟子さんの中でも若いメンバーのみ
去年は、熟年ベテランとのお席だったので、若輩者にとっては正座となれぬ席
初めての茶事の三重苦で、呼吸するのに精一杯でしたが
今回は普段の月釜でもお世話になってるメンバーなので
楽しい初釜になりました
しかし、メンバー6人中5人が未婚なのに
振袖を着ていったのは私だけ。ワタシも訪問着で行きたかった・・・
振袖は帯は重いし、袂は扱いずらいし・・・腰にくる~~
時間の関係で、先生のところでは濃茶の後、続き薄で戴くのだけれど
その時点ですでに2時間経過
茶道具拝見のときには、「もうすぐ立てる」 ということばかりが頭に
それから中座して、ソファーに座れたときは、死ぬほど嬉しかったです
それから懐石なのですが、本当は2時間越えるのは無作法なのですが
なんだかんだ2時間半ぐらいになってたと思います
なんせ若いものばかりなので、お話してても楽しくて~♪
Aさんっていう、すっごい快活で素敵なお姉様が、めーっちゃ楽しいのです
詰に座られて、お手伝いをしながら懐石を召し上がってたのですが
パクパクと良く食べられて・・・お櫃に残ったご飯、おそらく茶碗3杯分も
サラリと消えてなくなってました
ご飯の沢山入ったおひつが回ってきたとき
「もう皆様、お召し上がりにならないんですか~?」
「じゃあ~ワタクシ、これ全部戴いていいんですかぁ~♪」
「本当によろしいですかぁ~~?」
大量のお漬物の入った器も、Aさんにかかれば
「まぁ~こんなに♪ウレシイわ~♪」 とキレイに・・・
本当に、年上の方になんですが、かわいらしい方です。
ということで、本当に楽しい5時間だったのですが、ワタシの膝はそうでもないらしく
すでに6時間以上経過していますが、いまだに足がオカシイです
しびれてます。関節イタイです・・・
昔の日本人は、本当に正座生活を持続できてたのだろうか
単に現代人の骨が劣化してるだけなのか、ワタシの修行が足りないだけなのか?
お茶は楽しいのだけれど、この5時間正座を毎週のようにしていたら
きっと3年後には立ち上がることができなくなるような気がします。
ちなみに~
先生が作られる懐石は、超オイシイです
黒門市場で仕入れた食材もそうですが、一流料亭で使うようなお出汁を作られるので
何につけても絶品
そして!主菓子が!これまた今朝作りたてのものなので
味よし・食感よし!
もっとスゴイお茶事だと、菓子職人さんを呼んできて、本当に席の裏で作って
出来立てを出したりするらしぃです
ちなみに、先生は裏千家の家元がされる初釜に行かれたそうですが
あちらでは1個1000円もする、巨大な花びら餅が主菓子だったそうです
1個1000円
ゴボウが巨大なのか???
どうなんだ???

