ラボ整理研究室・ショウボです。
ラボには留学生や外国人研究者が多いです。
もらうお土産から、行ったことがない国の文化を感じています。
今回のテーマはふたたび、研究所でもらったお土産についてです。
過去のお土産テーマ記事
研究所でもらったおみやげ大公開 Part2 試薬瓶入り金太郎飴
これはなんだろう?
ラボから卒業していく大学院留学生に、いままで見たことがないものをもらいました。
ラボの引き出しに入っていたら研究材料だと勘違いしそうなシート状の物体です。 なんじゃ〜これ〜
なんなのか見ただけではわからない
ベトナムへの里帰りから戻った留学生が、硬い干し肉を食べるときモードの必死の形相でこれを噛みちぎろうとしていたので
「それは何?」と聞いたらわけてくれました。
いや〜、めずらしいものを見かけたらきいてみるもんですねえ〜
(催促してたみたいですけど)
白いツブツブしたのはゴマ。
まるで雲母(うんも)か春巻きの皮のようにペラペラ剥がれる。
1枚の厚さは1mm 以下(ノギスで計測しました)。
原子間力顕微鏡(AFM)の基材か?
いや、違うぞこれは・・・
この特徴とは?
留学生によると、これはライスシートと呼ぶそうで、まさにその名の通り原材料米でシート状の食べ物、いやスイーツ(お菓子)です。
ベトナムの有名なお土産、というほどポピュラーなものではない、と言っていたので、もしかすると町の乾物屋さんで買うはるさめやビーフンみたいなものなのかもしれない(勝手な推測)。
このシートをちぎって口に入れると、うす甘い。それとともに香辛料の香りがします。
なにがまざっているんだろう。
要するに、ライス、甘味料、ゴマ、なにかの香辛料をまぜで薄く伸ばし、乾燥したもののようです(作り方はわたしの勝手な想像)。
この食感はガムともちがう。かむのが大変。だから食べるのに時間がかかる。
これって
ダイエット中で小腹がすいた人にピッタリの保存食
じゃないか。だって、
やみつきになりそうな、後を引くほど美味しいものではない(失礼)。
とにかく食べにくい。
ふつうのお菓子だったら個包装になっていて、1個が100キロカロリーとか200キロカロリーとかある。開封したら食べ切らないと乾燥したり湿気ったりしておいしくなくなってしまう。
でもこのライスシート、食べる量は1cm角でも2cm角でも思いのままに変えられる。
5mm幅の細長い短冊状に切ってスルメイカのようにしゃぶっていればそうとう間がもつ。
その間、ダイエットのひもじさを忘れられるでしょう。
お土産としての良い特徴を兼ね備える
さらに良い点。
軽く、シート状でかさばらない。お土産として持ち帰りやすい。
乾燥しているので日持ちしそう。
日本ではみかけないので珍しい。
ガラスシャーレに小片をいれて「これなーんだ?」クイズができる。
話題性がある(こうしてブログに書いてるし)。
↑ まえにインド人留学生からもらったお土産、「すごくimpressive(印象的)だったよ」と本人に言ったら次のおみやげは4つの味生八つ橋でした。
生八つ橋、京都土産としては有名。無難でおいしいけど、残念なところがある。
開封して数日オフィスに置いてあると皮がかたくなってしまう。チャック付き袋になってたらいいのに。
(自分で入れ替えればいいんですけどね)
もう一つお土産をもらう
これも一見したところなんだかわかりませんが、笠のパッケージがベトナムらしい。
なかみはカシューナッツ!!(ナッツ大好き)
10分で食べてしまいました・・・
美味しいお土産というのは瞬足でなくなるのが難点です。
とにかく、もらったものに対して勝手なことばかり書き連ねてて最後になりましたが
大学・大学院卒業のみなさま
学位取得と卒業おめでとうございます
就職・進学先でも研究頑張って!
p.s.
ところでオフィスの茶棚にあった古いお茶やコーヒーの粉がなくなっているのに気づきました。ボスが整理したようで。
これで、飲み放題だった賞味期限切れのお茶を賞味できなくなりました。
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暑くなったり寒くなったりする今日この頃、みなさんお体に気をつけておすごしください!