言葉が見つかりません・・・(iДi) | 魚沼産黒毛ラブ 龍之介

魚沼産黒毛ラブ 龍之介

「龍ちゃん」と周りから可愛がれている黒ラブ龍之介と、ちょっとだけヘソ曲がりなオヤジが魚沼地方で遊び呆けている日常を紹介しています

1964年に開催された東京オリンピックはオトンが小学校6年の時で、開催される4ヶ月前に起きた「新潟地震」に遭いました、その時はグラウンドにいましたが体育館が左右に大きく揺れている光景を目の当たりにし、何ら身を守るような行動さえ出来なかったことを今でも覚えています、それから40年経ち病気を機に退職し故郷に戻ってから間もなく「中越地震」に遭遇したので地震は懲り懲りです、オトンも人並みの教育を受けてきましたが一番嫌いだった科目が「国語」でした、ある程度の点数が取れたらと科目を軽んじてきた結果なのでしょう、ここぞと思う時にも気の利いた『言葉』が思い浮かびません・・・先日不幸にして起きた『熊本地震』はオトンが経験した震災とは比べようもないくらいで、そのことに対して何と表現したらと考え『未曾有』とか浮かんだのですが、それ以上の大災害で『生半可な言葉』では言い表すことさえ出来ずに如何に自分自身が無能なのかを改めて思い知らされたオトンです(@Д@;


地震発生から一週間以上も経とうとしている現在ですが、未だに収束の目途さえも分からず被災された方々にとっては我慢の限界を超えているのが現状でしょう、そのような状況下にあっても多くの方々が不自由な日々を送らざるを得ない環境で生活され、それぞれが他の人の迷惑にならないように粛々と暮らしていらっしゃいます、父親らしき遺体が発見され気丈に立ち振るまいを見せた兄弟の姿を見て「思いっきり涙が涸れるまで泣いたら....」と思ったのですが日本人としての謙虚さからなのでしょう、その潔い姿をニュースで見て涙がこぼれ落ちるの抑えることが出来なかったオトンです・・・自分も何らかの行動を起こさなければと思うのですが思うようにいきません、それ以上に朝晩薬を服用し、月に一度通院しなければ生活に支障をきたすような老いぼれが行くこと自体が大迷惑だろうとの自覚くらいは持っていますから(><;)


このような状況下で脳天気なブログを更新するのは不謹慎かと思い躊躇していました、龍之介はオトンと違い規則正し生活を送っているので決まった時間になると散歩などを催促します、その合間に無性に聴きたくなった曲が中島みゆきさんの『地上の星』でヘッドフォンを使い最大音量にして・・・理由は単純で我が国には困難な状況になればなるほど意気に感じ決して諦めることなく、むしろ自らが『出来ないって?ならば自分がやろうじゃないか!』と果敢に立ち向かう口よりも先に行動に移す気概に満ちた多くの方がいます、それらの方々の名前は知らずとも『プロフェッショナル』として様々な分野で活躍されています、彼らの力が復旧復興には欠かせませんし彼らなら必ず成し遂げてくれると確信しています、被災者が疲弊しているにも関わらずに震災を『政争の具』にして、「タイミングがいい」「食事が足りない・政府に文句を言うな」「オスプレイを使わず自衛隊のヘリだけで輸送しろ」とか身勝手な発言をする身の程知らずの輩がいます、彼らに対し『如何にして人命を守るか一刻の猶予も許されない緊急事態なんだ!』と認識しろよと言いたいオトンです(-。-;)