随分前ですが、フランスを代表する女優、ソフィー・マルソー(Sophie Marceau)の映画『すべてうまくいきますように』
原題:『TOUT S'EST BIEN PASSE/EVERYTHING WENT FINE』
観て来ました。
安楽死・尊厳死を正面から捉えた映画。
とても考えさせられました。
どんな状況でも、生きていて欲しいと願う家族。
「自分らしくありたい」と願う父。心の奥に「娘たちに迷惑はかけられない」という思いもあったのかもしれない。
事実をもとに映画化されたようですが、本当は生きたかったんじゃないかなと思う。
尊厳を持って生きる。
尊厳を持って死ぬ。
なんと難しい人生の宿題なんだ。
色んな思いがずっしり心に乗っかった映画でした。
フラス映画、ひと味違うな。
1969年11月生まれのソフィー・マルソー(Sophie Marceau)は、現在56歳。13歳の時、『ラ・ブーム』の主役でデビュー。素敵に年を重ねるソフィー。結婚はしてないけど、異なるパートナーとの間に男女の子供ももうけている。結婚にこだわらないフランス流の生き方。いくつになっても輝いてて素敵です。誰かに頼ったり、流されない芯の強さ、それは一度きりの自分自身の人生を自分のために生きている証ともいえる。凛とした生き様は彼女の立ち姿、スタイル、表情、洋服のセンスからもうかがえます。憧れるな~