青木由香著『暮らしの図鑑 台湾の日々』読みました | J'aime・・・

J'aime・・・

私の好きな台湾、五月天、そして宝塚。
好きなものに囲まれた日常の出来事を書き留めていきます。

青木由香著『暮らしの図鑑 台湾の日々』読みました。この本の正式名は『暮らしの図鑑 台湾の日々 マネしたい生活のあれこれAtoZ×基礎知識×実践アイデア』と、とても長い!

 

 

本 本の紹介(出版社より) 本

力まず、無理せず、心地よく。台湾で過ごす日々や、暮らし方のよいところを、長年台湾に暮らし、生活の隅々を体験してきた青木由香さんに教えてもらいました。観光に行って見て回るだけじゃない、日本で暮らす私たちが真似したい、心地よい台湾の暮らし方。衣食住から、人との接し方・関わり方まで、AtoZでご紹介します。

 

 

虹 感想 虹

 台湾で暮らす青木由香さんが台湾で感じたこと、見て触れたありのままの気持が、素敵な写真と心に感じたストレートでユニークな表現で書かれています。台湾で暮らす人たち、台湾で使われていている様々なモノが手に取るように分かり、とても面白いです。

 私が台湾を知ったのは、2011年に初めて観た台湾ドラマ『負犬女王』。ドラマに映し出される街の風景、日常のシーンで映し出される拝拝や台湾独特の住居空間やコップや食器などのモノに、「台湾って面白そう」って興味を持ちました。初めて台湾を訪れたのは、今からちょうど10年前の2012年9月。2泊3日の台北旅行から帰ったとき、上司から「台湾ってそんなにアンタを元気にしてくれるとなん?」って驚かれたな。コロナ禍で渡航できなくなった2020年2月までの約7年半の間に41回も渡台したほど私を魅了した台湾。その中でいろんなものに触れました。文化、気候、風土、街や通りの風景、歴史、政治、人、台湾ドラマロケ地、台湾明星、五月天…。数えきれないほどの台湾に触れてきました。振り返ると、嫌な思いってなかったな~と。すべてが新鮮で刺激的で、台湾人は優しくて素朴で大らかでした。ひとり旅もあれば、台湾朋友さん達との旅もありました。どれも楽しかったな。なんだか、本の感想とズレてきましたが、この本を読みながら、自分が出会った台湾の人々の日々の暮らしを思い起こすことができました。そして、改めて、私が好きな台湾って、台湾という島で暮らす人々が日常で大切にしているモノ・コトなんだなと思ったんです。都会的で、オシャレで、ハイソでセレブ、インスタ映えのために作り上げられた見栄えだけのものには、関心もないし好きじゃない。高級ホテルも興味ない。そんな見せかけじゃない台湾の日々の暮らしに触れたい、それが私の好きな台湾であり、これからも向き合いたい台湾なんだと確信できました。そんな思いにさせてくれたこの本に感謝です。

 コロナ流行期の前、日本は台湾ブームでした。台湾旅行を取り上げた番組や旅行ガイドブック、タピオカブームに台湾カステラ(そもそも台湾にこんな食べ物ないしね~)ブーム。台湾かき氷のアイスモンスターも日本上陸したけど今はどうなったんだろう?長蛇の列だった台湾ドリンクスタンドも空席が目立つ。そんなブームの台湾はどうでもいいし、好きじゃない。ブームはすたれ、消えるもの。そんな台湾ではなく、私の好きな台湾と私らしくこれからも付き合ってゆこうと思うのです。最後の最後まで、本の内容や感想とはずれたけど、「私の好きな台湾の日常」「台湾のモノ・コト」を感じることが出来た、ええ本でしたわ~乙女のトキメキ

 

 文末に紹介された著者:青木由香さんの「年表こと、やたら長い著者紹介」、めちゃオモシロイ!青木由香さんの凄過ぎる人生年表をぜひ本にして欲しい。ありえへん出来事の連続でめちゃくちゃ面白いと思うんです。