『僕たちの歌をもう一度(原題:聽見歌 再唱)』見ました | J'aime・・・

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私の好きな台湾、五月天、そして宝塚。
好きなものに囲まれた日常の出来事を書き留めていきます。

以前お知らせした、台湾文化センター企画の【映画】2022台湾映画上映&トークイベント「台湾映画の"いま"〜〜革新と継承〜」第2回は『僕たちの歌をもう一度(原題:聽見歌 再唱)』、見ることが出来ました。皆さんいかがでしたか?

 

 

台湾での公開時より、ずっと見たいと思っていたこの作品。こんな形で見れるとは、思ってもいませんでした。なんと幸せなことか!

 

挿入歌は、五月天「知足」。その旋律が流れただけで懐かしくて、恋しくて泣けそうでした。そしてまさかのあの曲まで!これは、見てのお楽しみですね。

本当に素晴らしい作品でした。この映画を見ながら、台湾旅行で触れた台湾原住民の芸術や文化を思い出しました。最も忘れられないのは、2019年8月の臺東行、9月の花蓮・臺東・屏東旅行です。一緒に旅してくれたMilanda、小玉さんと息子君がたくさんの原住民族の文化に触れさせてくれました。そこで見た景色、生活の場、今でも深く心に刻まれています。都会的な台湾やSNS映えする台湾には興味がありません。私は、こういう台湾独特の文化が好きです。台湾が恋しい、台湾朋友さんが恋しいです。

この映画、全国各地で上映されることでしょう。ぜひ多くの方に見てもらいたいです。映像に映る台湾の風景、ブヌン族の伝統や文化がとても素晴らしかったです。そして、映画に初めて出演するブヌン族の子供たちの透き通った歌声、キラキラ光る瞳と笑顔に心が打たれます。子供たちが歌った「回家」という曲も素敵でした。

 

上映後のトークショーは、とても分かりやすく作品を紹介してくれました。制作の裏話、出演者のこと、五月天の制作への協力話などとても面白かったです。

台湾の原住民族は、総人口の2%。たった2%とは驚きです。その2%が政府認定の16民族になります。彼らの持つ伝統や文化、風習が尊重されこれからも継承されることを心から望んでいます。

 

台湾、九州ほどの小さな島だけど、そこにギュッと詰まった伝統や文化は本当に奥深いと思います。