魏 徳聖(ウェイ・ダーション)監督作『セデック・バレ』がGyaoで視聴できますよ | J'aime・・・

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私の好きな台湾、五月天、そして宝塚。
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Gyaoで『セデック・バレ 第一部 太陽旗』『セデック・バレ 第二部 虹の橋』が同時公開されています。配信は2021年2月21日まで。

 

『セデック・バレ』 原題:賽德克·巴萊 /Seediq Bale(2011年 臺灣)

監督:魏 徳聖(ウェイ・ダーション)

セデック族の人々を演じるのは、多くが演技未経験の台湾原住民の皆さん。日本から参加した出演者には、安藤政信、木村祐一、河原さぶ、ディーン・フジオカ。台湾からは原住民族の血を引くビビアン・スーも参加。さらに、『海角七号~』の田中千絵や、マー・ルーロンなども特別出演。

 

物語

1895年から50年間続いた台湾の日本統治時代。そのなかで起きた原住民族による武装蜂起「霧社事件」を描く本作は、二部構成の4時間36分に及ぶ台湾映画史上最大の歴史大作です。第一部では苦しい生活を強いられてきたセデック族の人々が部族の誇りをかけて蜂起するまでが、第二部では日本の警察と日本軍による報復、憎しみや家族愛といった感情が交錯するなかでセデック族の人々を襲う悲劇が描かれています。

 

この作品を鑑賞するには勇気が必要です。目を覆いたくなるような残虐なシーンも出てきます。けれど、目を背けてはならない真実の歴史です。台湾ブームといわれる今だからこそ、私たち日本人は、真実を見つめ、台湾と接していかなければならないのです。

多くの人に観て頂き、認識していただきたい作品です。