早朝の散歩を楽しんでいる知人から、
散歩の途中にポルチーニ茸を見つけたと連絡がありました。
ポルチーニって、イタリア料理で有名なあのポルチーニ???
メッセージと一緒に送られてきた写真を見ると、
木の枝と見まがうようなポルチーニの写真です。
フランス料理では、セップ茸。
香りのよい茸で人気の茸ですが、
人工栽培にはまだ成功していないので、
松茸同様、天然のものを採取するしかない茸です。
調べてみたら、日本名はヤマドリタケ。
広義では、広義ではそれに類似の近縁種であるヤマドリタケモドキも含むそうです。
日本でポルチーニ茸が採取できるなんて、知りませんでした。
長野県では採取できるらしいです。
それが、横浜でも、って・・・。
驚きしかありません。
イタリア料理店のシェフたちは、のどから手が出るぐらい欲しいんだろうな~。
輸入されているのは乾燥したポルチーニ。
生のポルチーニ茸を料理できる機会なんて、日本ではめったにないことなのでしょうからね~。
でも、きのこは見分けるのが本当にむずかしいです。
素人は手を出さないほうが無難。
中毒になったら大変ですから・・・。
因みに、前出の知人は、キノコ狩りによく出かけている方です。
それでも、採取はしなかったそう。
ポルチーニ茸には、キノコバエという昆虫の幼虫が生息していることが多いらしいです。
そのため、日本国内でフレッシュポルチーニ茸を販売する際には、
軸を割いて内部を確認して販売されているのだそう。
日本でも、フレッシュポルチーニ茸も販売されているのですね。
見たことないけど・・・。
業務用に少量流通しているのでしょうか?
ポルチーニ茸の旬は、夏。
梅雨のこの時期には、横浜の森でも見つけられるかもしれません。