あるバイトの日、いつものように先輩社員に言われた。



先輩「おいNamizo-、休憩行って来いよ。5分やぞ!」


おいら「うぃっす。5分すね。休憩入りマース」


みんな「行ってらっしゃーい」


休憩室に入ってタバコに火をつけて、ボ~っとしていた。

しっかし暇やな~。お客さん全然来んわ。やべーな・・・。


店長「おい、もう5分30秒やぞ!」


おいら「・・・」




そのころの店長は究極に要領の悪い人(まぁようは、キライだった訳よ)で、
店が暇になると給油客を呼ぶために、店の前の信号で止まっている車に
アルバイトに交代でチラシ配りをさせた。



もー、それがいやでいやでいやでいやで。



なんで嫌かというと、信号が赤になるたびに


「●●石油です、この先300メートル先左です。満タンでティッシュプレゼントしてます」


と、5~6台の運転席側の窓ガラスをノックして、配ってまわる。



その行為が、シェルの赤いユニフォーム着てすると異様に目立つのと、

チラシ配りしている間は、接客が出来ないので自分の売上が全く上がらないからである。



だから、店の外に出てチラシを配るという行為はおいらにとって、


・恥ずかしい

・売上上がらないから時給換算すると安くなる

・単調作業なので疲れる


という全くいいとこなしの仕事なのである。



なのに、ウチのスタンド、


アルバイトの後輩が入っては辞め入っては辞め、


ずーーーーーーーーーっと、


おいらが下っ端だったのだ。



たまに女子のアルバイトが入社しても、その店長は女子にとてつもなく優しいので、
結局チラシを配るのは、変わらずおいらなわけである。



ちっきしょー!



おんなってやつぁ!



いやいや。



このクソてんちょー!



今なら言ってやる!



クソおやじー!!



&%$#お♂△◎♀□*!!!!




つづく。



テキトー2



ちなみにVol.11はここ から。