今回も視覚情報に関する内容をお届けします。

 
今回は『小物』についてです。
 
前回の『服装』がキッチリしていたとしても、
ボロボロのカバンや、シワだらけのハンカチを持っていると、全てが台無しになります。
 
『小物』についても、服装と同じく、次のような点に気を付ける必要があります。
 ①奇抜なデザインの物より、普通のデザイン
 ②奇抜なカラーの物より、落ち着いたカラー
 
個性を出したいとき、会う人物が決まっていてその人の好みに合わせるときは、
特に気を付けなくても大丈夫です。
 
小物を持ち歩く場合、ある程度見栄えのするものを持つようにしてください。
つまらないものを持ち歩くと印象を悪くするだけなので、つまらないものは持ち歩かないようにしてください。
 
小物を選ぶときのポイントは次の3点になります。
 ①デザイン
 ②カラー
 ③品質
 
デザインはあまりにもシンプル過ぎるモノの場合、安物と見間違えられる可能性が高くなるので、
少しデザイン性のあるもの(主張しすぎない程度の個性があるもの)がオススメです。
 
カラーは服装と同じく、白、黒、ネイビー、ブラウン、ベージュ辺りがオススメです。
女性であれば、淡色の暖色系のものも、柔らかく優しい雰囲気を出せてオススメです。
 
品質については、見た感じ高そうに見える物であればOKです。
『見た感じ高そう』がわからない場合、高価ではないブランドモノを購入するのが無難です。
 
ブランドモノを買う時の価格帯ですが、品質にこだわりすぎて分不相応のものを身に着けると印象を悪くします。
『安すぎる物は当然ダメだが、高すぎる物もダメ』です。
例えばアルバイトや派遣といった職業のひとが、ロレックスの時計をしていると、浪費癖があるのか、裏で何かしているのかと勘繰られ、悪い印象を与えます。

 
小物ごとのポイントを、簡単ではありますが書いてみました。
ビジネス系にはなりますが、参考にしていただければ幸いです。
 
・靴:黒のシンプルな物。ダークブラウン、ダークネイビーも可。
   女性は暖色系のものでも可。
・カバン:ビジネス用は黒のA4サイズの書類が曲がらずに入る、カタチのキッチリとしたカバンが良い。
     普段使いは特にコレといったものはないですが、男性であればビジネス用に近いデザインの物、
     女性はハンドバッグが良いと思います。
・名刺入れ:黒の飾りの無いもの。
        女性は濃い寒色系のものでも良いと思います。
・ハンカチ:黒、茶、白辺りのもの。
・ティッシュ:配られているものはできるだけ使用しないこと。
        チラシが見えて印象を悪くするか、チラシを抜いてもあまり良い印象を与えません。
        ポケットティッシュを使用する場合、ティッシュケースを使用することをオススメします。
・携帯ケース:キャラクターモノや派手なものは避ける。黒、茶のレザーか、透明カバー。
・時計:安すぎないもの。安くても1万~2万円ぐらいのシンプルな作りの物。
     高すぎるものもNG。
    文字盤はアナログの物。
    ベルトは金属製(シルバー)か革製(黒、茶)が良い。
 
だいぶ個人の好みが入っていますが、少なくとも悪い印象は与えないように仕上がります。
すべてコレで整えるとあまりにもシンプルになりすぎるので、慣れてきたら少し遊びを入れてみてください。
 
次回も視覚情報関連になります。
 
 カズヤ