小淵沢から中央東線で下諏訪へと向かいました。
下諏訪を通過する特急”あずさ”です。知らないうちに新型車両が投入されているようです。
下諏訪は温泉街としてだけでなく、中山道の宿場町でもあり(さらに中山道と甲州街道の分岐点でもあるようです)、なおかつ諏訪大社の門前町でもあるという、なかなか歴史を感じさせる町です。
町並みと温泉、さらに駅からほとんど徒歩圏内に外湯がいくつもあって、さぞ賑やかだろうと思っていましたが、予想に反して日曜にも関わらず静かなものでした。
やはりまだ4月の上旬は、観光時期を少し外れているようです。
温泉の入口に隣接して、なにやら由緒ありげな門構えが。
代々続く開業医のお宅にで保存されているようです。
地方の小さな町で何代も続く開業医とかいうと、俗に言う名士みたいな家柄かなと勝手に想像しましたが、
番台周りは、こんな感じです。レトロ感があって良いですね。
お代は230円と、また良心的な価格設定でした(笑)
しかし古い町並みで、坂道があるだけで景観が数割り増しになるのって、何でですかね。
温泉の由来が書いてありました。
何か弘法大師が開いたとか地域柄、武田信玄の隠し湯とか、よくある開湯伝承かと思ったら、鎌倉時代の寺院とか修行僧の為とか、地味にリアリティのある由来でした。
ここはとにかく湯温が高く、熱さをこらえて230円分浸かってきました。(関西人的発想ですみませんねぇ)
さて予定以上に下諏訪の温泉と町歩きを堪能してしまった為、岡谷から飯田線を南下して、という当初の算段が狂ってしまい(といっても殆ど行き当たりばったりですが)、目標を変更して信州乗り鉄旅を続行です。
せっかく信州まで来たので、一度見て訪れたいと思っていた場所があり、下諏訪から再び中央東線に乗車し、そのまま松本まで行きました。
(続く)