SONY TA-5650 言わずと知れたSONYのV-FET。

 弟機のTA-4650の方が音が良いと言われた不運な兄弟機。

 そんなもん知らん?

 えらい淋しいなぁ。

イメージ 1
(写真はオーディオの足跡からの借り物です)

 TA-4650はV-FETの出力段がシングル・プッシュプルだけど、TA-5650は出力アップのためダブル・プッシュプルなの。回路が複雑な分だけ音が...と言うらしい。

 TA-4650は V-FET 2SK60/2SJ18を左右で2組だけど、TA-5650は左右で4組使っているからこいつを直すのにはTA-4650の倍のV-FETが必要なわけ。

 だから「電源入りました、動作確認してません」なんてのは...。言っちゃなんねぇ大人の事情ってやつかしらねぇ。

 手元に残っている動作品は3台だけ、あと2台はV-FETがないのでヘッドホンアンプ状態(そう、ヘッドホン位の小音量ならドライバ段だけで音が出ちゃう。あっもう知ってるって...)。

イメージ 2

 えっ2台しかないやろ?

 ほなもう1台...

イメージ 3
(上のチューナーは、TA-5650のペアとなるST-5950。下に見え隠れしてるパーツは別の機体のもの...。)

その3に続く