私のブログは、
約9年前に…
風邪すらひかない
超健康なサーファー旦那が
悪性脳腫瘍グレード4
神経膠芽腫を
発症した時からを書いています。
大切な人を亡くし…、
絶望感に襲われ、
「人生終わった」と感じ、
自死まで考えていた絶望未亡人が…
どうやって生きてきたのかを
赤裸々に綴っている…、
『30代絶望未亡人
這い上がり物語』です。
初めから読んでくださる方はこちらから…
↓
33歳旦那の病気、発症!
↓
病名が判明しました
↓
2歳と5歳のワンオペ育児をしながら…
↓
旦那の脳腫瘍が再発しました
↓
そして…
↓
旦那を失う前にも…
↓
これの続きです
⬇︎
⬇︎
ほぼ、2日間
眠れないまま…
納棺の日を迎えました。
今から思うと…
寝ずに、
ずっと旦那に語りかけていて
よかったぁ〜
と、思います
あの2日間の夜は…
私たち夫婦にとって、
とても貴重な時間だったと思います。
もっと一緒に居たかった。
旦那が、
35歳で死んじゃうなんて、
考えもしなかった
結局、
お付き合いを含めて、
16年しか一緒に居られなかった
一緒に歳を取るはずだったのに…
「おじいちゃんとおばあちゃんになっても、手を繋いでお散歩するような夫婦で居ようね!」
って、あなたが言っていたのに…
あまりにも早いお別れに、
私はまったく心が追いついていかなかったけれど…、
旦那と夜の2人の時間。
2日間も過ごせて…
私は幸せだったなぁ、
と、今は思えます
とても貴重な時間で…、
私たち2人にとって、
とてもいい時間でした
そんな夜が明け…
納棺の日の朝を迎えました。
朝から…
義理の家族や…
旦那側の親族、
実家の部落の人が、
次々と、訪れました
葬儀屋さんも来て…、
納棺の準備が始まり、
あれよあれよという間に、
納棺の儀式が
始まりました。
家で納棺をする…というのが、
私は初めての経験でした。
何がどうなっていくのか、
まったくわかりませんでしたが…
言われるがまま…
言われた通りにしていました
すると…
「おう!」
と言って偉そうに入って来た、
1人のおじいさんが…
1番旦那の近くで…
なんやら、
取り仕切り始めたのです
妻の私は、
端っこの方で見ているだけ
なのに…
知らないおじいさんが…
旦那に足袋を履かせたり…
している…
え?!
誰?!
あなた…
誰
そんなことを思っていたら…
隣にいた6歳長女が…、
長女
「やだ!やだ!」
そういって…
その場から出ていってしまったのです。
なになに?
どうした、急に
私は…、
初めての納棺の儀式が、
自分以外の人によって、
進められたことにショックを受けながら…
長女の異変にも、
動揺していました
ど…どうした
さっきまで、
普通だったじゃない
長女の元に駆け寄ると…
つづきます