7月15日(金)
ホテルからフェリーターミナルまでは徒歩でも行ける距離ですが
一便の出航時間は早朝 6:30
ホテルもその辺りは考慮してくれているようで 5:00スタートの早い朝食
ご配慮に感謝です!!
今日は少々ハードなトレッキングになるので十分に腹ごしらえしました!
天気も取り敢えずは問題なさそう
それにしても日の出が3時台とはビックリ
高緯度なので昼間の時間が長いですね
往復のチケットを購入して乗船しました。
礼文島までは2時間の航行です
写真を撮ったり利尻富士を眺めているうちに早くも着いてしまいました!
香深港には本日お世話になる民宿の大将がお迎え
途中、宿に寄り手持ち以外の荷物を降ろし
最北限の「スコトン岬」まで送っていただきました。
むか~し昔の18歳の夏
この島に訪れた際には宿泊したYHの仲間と一緒に
「愛とロマンの8時間コース」を歩き
※1984年の画像です
さすがに今回 8H歩くのは無理そうなので約半分の
「岬めぐりコース」を選択したという訳です!
で、9:40 スコトン岬を出発!!
因みに「スコトン」を漢字で書くと「須古頓」だそう。
「スカッとジャパン」に出てくる「須加戸」を連想するのは僕だけでしょうか?(笑)
もともと礼文は風が強いところらしいでのですが、
この日も例外ではなく、ちょっとした台風並みの風速でした
そんな中、先ずは「ゴロタ岬」を目指します!
通称「花の浮島」と言われているここ礼文島
あちらこちらに咲く色とりどりの高山植物を鑑賞しながら歩きました
女性陣は普段見る事のない草花に興味津々
至る所で立ち止まり撮影しながらゆっくり進みます。
ただ、このあと山を登るにつれ風の勢いは増すばかり
「撮影する際はスマホを風で飛ばされないよう注意!」
と聞いたのがうなづけます。
僕はこの絶景を何としても空撮したく
この日のためにドローンを購入し練習してきましたが
この風ではロスト必至なので断念
なので自分の目に焼き付けながら歩きました
もちろんカメラにも十分に焼き付け
「ゴロタ岬」ではもうこんな風でした
しかしそれに勝る雄大な景観だったのは間違いありません!
嫁さんはヤジロベエ状態でバランス取るのがやっとです!
猛烈な風が吹き、体ごと崖下に吹き飛ばされそうに感じる時もしばしば
第2地点の「澄海岬」はまだ遥か遠い先
一旦海岸沿いに降りました
平地になり風も穏やかになりホッとします
鉄府の漁港まで来ました!
ここで昼食タイム
しかしこの先の「澄海岬」まではまたもや山道
女性陣は山道にもう「お腹いっぱい!」なのと既に足が限界に近いようです。
しかしここを登らないと一生帰れないので頑張ってもらいました(笑)
登りもそうですが下りが膝に負担が掛かりますね
で、何とか「澄海(スカイ)岬」へ到着!!
売店でひと休み
ここの「ツブ貝焼き」が抜群に美味かった~!!
そしてこの泡泡が体に染み渡りました
もう、ここまで歩いたんだから宿まではタクシー!?
という手もありましたが、最後まで頑張ることに!
途中、島の固有種の保護区画がありました。
この時期にもまた訪れてみたい気分になります。
最後の残り約6kmも頑張って歩きましたよ!
今日歩いたのはここ、スコトン岬からこの場所のゴロタ岬までと、
ゴロタ岬から澄海岬まで。プラス宿までの距離!
次女のスマホ計測だと18km超のようでした
そしてヘロヘロになりながらも15:00 !宿に到着!
しかしチャイムを鳴らしても返答なし。
まだ時間も十分あるので穴あき貝とシーグラスが拾えるという
宿から目の前の海岸へ行くと、
貝殻が浜一面に広がっていました!
「穴あき貝」は「エゾタマキガイ」という貝らしく、
穴が開いているのは他の貝に捕食された跡!
そして襲ったのは、「ツメタガイ」という巻貝とのこと。
女性陣は大喜びで時間を忘れて拾い集めています!
1時間が経過
放っておくとエンドレスなのでタイムアップを掛け宿へと向かいました!
ひと風呂浴び、夕食まで時間があるので1人浜へ、
何投かした時、目の前に何やら生物反応が!
野生のアザラシです!
礼文では至る所に生息していると聞いていましたがこんな目の前で見れました!
ときおり目線が合い、明らかにこちらの存在を意識している様子でした
釣りを忘れてアザラシウォッチに切り替え
この様子は後に宿の部屋からも観察できましたよ!
そしてお待ちかねの夕食!
品数も多くボリュームも満点!!
焼き魚は八角?でしょうか?これがマジうま(^^
そして宿の大将の(聞いたら僕と同い年でした!)
お母様手作りの「〆鰊」がめちゃ旨です!
「エゾバフンウニ」は隣から仕入れただけあり鮮度抜群!
最後は「ウニ丼」にしていただきましたがこれには参りました!
歩いてカロリー消費した分を遥かに上回る!?
ご飯3杯もお代わりしてしまいました!!
「民宿海憧」さん、最高です!!