この度の豪雨災害で被災された皆さまに
お見舞い申し上げます。
一日も早く被災地に日常が
戻られることを切に願います。

この一年ほどのことですが、
私個人として中国地方の消防職員・救急医療関係者の
方々との強い繋がりが構築されてきました。

その中での災害だったため、心を痛めるととも
活動される皆さまと被災された皆さまが
どうか少しでも安心できる状況になってほしいと
ただ願うばかりです。
 
今回は今年の3月に参加したとある救助隊員向け訓練の
お話を書こうと思います。

「CSRM」という言葉を聞いたことはありますか?

これは
Confined Space Rescue & Meicned
の略で
「狭隘空間における救助・救急・医療活動」
おおまかに言うと
「がれきの下の医療と救助」
を意味します。

この度、おそらく視覚障害者としては
初めてこの訓練に参加する機会をいただきました。

3月3日、3月4日。
広島県消防学校て開催された
広島レスキュー研究会主催の
CSRM訓練に参加しました。

事前の相談では、訓練内容について
主催者や責任者とその場で相談して
訓練に臨むことになりました。

私も事前に
「CSRM ベーシックガイド」
という本を購入し予習しました。

会場に着いてみると
やはりというか、
私以外はすべて消防職員でした ^_^。

参加者を振り分けて隊が編成され、
私も救助隊員の一員として
進入管理、指揮、実際の進入、
要救助者の検索、要救助者への処置と観察、
そして要救助者役を行いいました。

ヘルメット、ゴーグル、防じんク、
ライト、感染防護衣、耳せんなどの
個人装備(PPE)を着装しがれきの中に
進入すると視界はすごく悪い上に
自分自身の息でゴーグルはくもります。


(PPE=個人装備完全着装)

さらに外部から指示や要救助者の音を
聞こうにも耳せんで音は聞こえにくく
精神的にも体力的にも消耗が
激しかったです。

意外な点としてはがれきのの中は
もともと視覚障害者で見えにくい
私には「普段とそんなに変わらない」
という不思議な感覚がありました。 

そして進入管理で活動時間も
限られるため、短い持ち時間で
いかに効果的に活動するかを常に
考える必要がありました。



訓練を通じ、
いかに救助隊員の方々が大変な状況で
活動されているかを体験として
知ることができました。

また要救助者発見時や
要救助者を搬出する場面ては
「絶対にこの人を助けるんだ!」
という強い思いがこみ上げるとともに
その時ほど落ち着いて安全管理を
図ることの意味を感じました。

このような貴重な機会を下さった
広島レスキュー研究会の皆さま
には感謝しきれない思いです。

そしてこの時一緒に訓練をした
多くの仲間が現在被災地で
活動されています。

彼らの安全を切に
願っております。