毎年年末は麻雀大会を夜な夜なやるのですが、今年はダメかな?と思っていたところ、4人だかはよいのでは?ということで開催しました。

 

麻雀は単なる集まる建前で、一年を通しての意見交換会というのが実のところです。

 

で、その中のメンツに東京で不動産の仕事をしている人がおり、ざっくばらんに聞きました。

 

その人は理系出身で数字でしか判断したくないという人物で色々と数字を見せてもらいながら意見を聞きました。

 

私の考えと異なる部分も多々あるのですが、一致したのは、「都心の高額物件を買うことが正解ではない」ということでした。

私は肌感ですが、リセールを気にしすぎて都心の高額物件を買うのは、フルレバの全力買いで株式投資するのと同じようにしか見えなく、勝ちたいのなら高くても都内の物件がよいけど、負けたくない(損したくない)だけなら近郊の方がよいのでは?と思っていると言ったところ、数値で見てもそう思うとの回答でした。

 

実質利回りや国際金利、ドル/円のレート(外国資本が東京の不動産にも入ってきているのでこれも考慮した方がよいとのことです)などを勘案すると、リスクプレミアを取ってこれですか?という数値になりました。

 

曰く、下がりだすと買い手は様子見をするから、値落ちの遅い都心でもチャレンジ価格ではまず売れないし、都心ほどボラが大きいから下がり幅もデカイ。ローンが無理のない範囲であればよいが、払えないと任意売却だし、払えても定年まで働かないと返せないローンなれば社畜だからね。資産の分散なら株とか仮想通貨とかで十分でしょ?とのことでした。

 

まぁ考え方は人それぞれですし、高くても値落ちしないものを買った方がよいというのは私もその人も間違ってはいないという意見でした。

ただ、不動産屋さん的には、それで悲惨な目に遭ったのがバブルで失敗した方々なので、どうして

もその残像が語り継がれているようです。