前回は
カンジダや各種細菌による膣炎について
解説しました


細菌は種類によって
症状やおりものの色が異なりますが

まずは、膣炎になる原理を
知って欲しかったので
細分化した説明は
またいつか解説しようかと思います


さて、
今回は皆さんも聞いた事があるであろう


コンジローマ


というヤツを解説します


1、見た目や症状

2、原因

3、治療

4、放置した場合に起こりうる事

の順に解説しますね


1、見た目や症状

お股や肛門周囲に
オデキの様なものが
出現します

でも、これだけだと
皮膚の他のオデキと
見分けがつかないですね?

正直私達も
小さいものだと
良く分かりません
ヽ(゜▽、゜)ノ

このおできが成長していくと


カリフラワー様のイボ


という
わりと特徴的な形になります



実際に画像をみると
あんまり似ていないんですが・・
(´_`。)

この画像から無理矢理
イメージを説明すると

この房全体では無くて
カリフラワーの先っぽの様に

先が枝分かれしていて
全体が真ん丸ではないイボ

って感じです・・


一度見たら

はあー
なるほど・・

と思うのですが
言葉で説明って
結構難しいですねえ


症状は
ない事がほとんどです

大きく育つと
痒みを伴ったりしますが


基本的には、


症状は無いけど
こんなところにあると
イヤだなあって程度のイボです


2、原因

原因は
HPVと言って
ヒトパピローマウィルスです

・・・・

・・・


・・

思い出しましたか??


そう
HPVは、あれの原因ウィルスですねえ(。・ε・。)


あの超有名家族
例に出して
解説しましたよね??


読んでいない方
もしくは
忘れた方は


レッツ復習!
↓この記事ですよ~
http://ameblo.jp/kyusan0225/entry-11555759752.html


尖形コンジローマは
HPV6や11型が
原因となります

これらのHPVは
粘膜型といって

粘膜を介して感染します


下半身の粘膜と言う事は


性交渉で感染するという事ですね


つまり、性感染症の一種という事になります


3、治療

HPVといっても
良性群ですので

悪性化したり、
体の他の臓器に転移したり
という事はありません

HPVはイボの中に住んでいるので


とにかくイボを
消してしまえば良い訳です


イボを消す!

これが治療となります


うーん

原始的ですねえ


消し方には色々あって


1)液体窒素(-196℃!)で
  冷凍壊死させる

これは皮膚科等でも
やる事がありますが
皆さん経験ありますかね??

2)イボの成長を防ぐ塗り薬を
  外来で何度も塗る方法

効果はそれなりにあるのですが、
塗った部分が痛かったり
数日~数週間毎に
外来に来ないといけなく
いつまでに完治するか分からない
といった困った点が結構あります

3)手術で取る

局所麻酔で簡単にとれますが
あまりやらないです

4)数年前から使える様になった
  ベセルナクリームという薬

薬の作用は、ちょっと説明しても
良く分からないっ!
てなりそうなので
割愛します


結構効果がある薬なのですが


若干ちゃらんぽらんそうな人には
出さない様にしています


何故なら
使い方がかなり面倒臭い上に
使い方間違ったりしたら、
結構な副作用がでるから

(皮膚が炎症起こしたり、ただれちゃったり・・)

何が面倒くさいかと言うと

・1日おきに使用
・イボにしか塗っちゃダメ
・塗った手はしっかり洗わないと
 手がただれる
・塗った6-10時間後に
 塗った部分を洗い流す
・子供が間違って舐めるとかなんて
 もってのほか・・

という、
仮に自分がこの薬を処方されそうになったら

「こんな面倒臭い薬じゃなくて
他の方法ないすか??
( ̄□ ̄;)!!」

って言いたいくらいの薬ですので


私は薬の説明をして
ちゃんと方法を守れそうな人
処方する様にしています・・


4、放置したらどうなる??

症状あんまり無くて
見た目だけなら別にいいやっ


って思うかもしれませんが、
治療しなかった場合にどうなるか
ちゃんとしってから判断して下さいね


1)パートナーに移るっ!

性感染症ですので
当然ですね・・

HPVっていうのは
以前解説した通り
かなり簡単に感染します


2)実は他の性感染症に
  かかっている可能性がある

これは、放置したらって話とは
少し異なりますが

尖形コンジローマが
他人から移った
という事は、当然同じ様な感染方法をとる
菌やウィルスにかかっている可能性が
高くなります

実は性感染症の
ほとんどは「粘膜感染」をとります



もちろん
HPV家親戚である
ハイリスク型HPV→子宮頸癌の原因

将来不妊症の原因になりうるクラミジア淋菌
とか、
性器ヘルペス(いつか話します)

最悪

HIV
の可能性なんていうのも
考えられます

尖形コンジローマは
実は他の感染症にかかっている事を
教えてくれているかもしれないのです



3)分娩時に赤ちゃんに感染する

HPVは粘膜感染と話しましたが

赤ちゃんは分娩時
粘膜の塊である
膣を通って出てきます


その時に赤ちゃんの口から
ウィルスが入り込んでしまう事があります

口の中も全て粘膜ですので
感染の可能性があるのですねえ

この場合
口の中や喉に


カリフラワーが
沢山生えてきて

結構治療が大変だったりするので
将来赤ちゃんが欲しくて
尖形コンジローマに感染した人は
絶対に治療して下さいね


あっ
ちなみに、口への感染は
子供だけでなく、

大人でも当然成立します!

オーラルセックスといって

口で行う色々な行為の事です

注意して下さいね


さて、
尖形コンジローマについての解説は
以上になります

このブログでは
初めて本格的な
性感染症について解説しました
(子宮けい癌は抜かして・・)

性感染症というのは
大体原理が一緒ですので

粘膜を介して感染するっ!

という事を覚えておいて下さいね


最後に

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