ロヒプノールの色が白から青に変わる話 | kyupinの日記 気が向けば更新

ロヒプノールの色が白から青に変わる話

この度、ロヒプノール(サイレース)錠の色が白から青に変更されるとアナウンスされている。この理由だが、日本でも眠剤が犯罪に利用されることがあるため、少しでもわかりやすいようにしたものと思われる。(水に溶かした時、青く見えるため、おや?と気付くなど)

色が変わったために効き味が多少変わるかどうかは今のところ不明である。普通、ロヒプノール、デパス、ソラナックスなどの個性の強い、あるいは特徴のある薬はジェネリックに変更すると、すぐにわかる人たちがいる。

過去ログでは、このような人はおそらく20名に1人くらいではないかと記載しているが、これは自分の感覚であり、実際に計算したわけではない。

青で思い出したが、過去ログに、以下のような文章がある。

剤型のうち粉薬は青色であってはいけないという、暗黙のルールがある。青色は毒薬を意味するからという。

ところが青の錠剤は意外にある。代表的なものとしてはハルシオン。あと、薬剤師か精神科医しか知らないが、クレミン錠やトリプタノールの10㎎錠も青である。(特にクレミンの青は美しい)

注意点として、現在の在庫分はそのまま処方されると思うので、すぐに変更されるわけではないこと。ジェネリックが変更されるかどうかは良く知らないが、いずれ何らかの変更が行われるように思われる。

今後、ロヒプノールに限らず、睡眠薬は色を付けられた剤型に徐々に変更されることが予想される。

今回は、実はハルシオンの記事を書こうとして、急にロヒプノール、サイレースの色変更を思い出したため、先にこちらをアップした。(この方がすぐ終わるので)

参考
医師は薬の色を知らない
ロヒプノールとサイレースとフルニトラゼパム