京都の花見です。今回は、四条・木屋町から三条へ、南禅寺~哲学の道
を通り、銀閣寺に参拝し、白川疎水から下鴨神社までを歩いて見ました。
最初は「木屋町」通りです。今は飲食店が立ち並ぶ木屋町も、かっては
「土佐藩」等の多くの藩邸が立ち並んでいました。「高瀬川」は、その物流
用として江戸初期に街中と「伏見湊」を結ぶ、人工河川として造られました。
次に、蹴上の「旧インクライン」に行きました。見事な桜並木です。
人の少ない一瞬を撮影しましたので、少なく見えますが、実際は
物凄い人でした。何故かアジア系の外国人の姿も多かったです。
近くにある「南禅寺」の広い境内にある桜も満開でした。(三門の上から撮影)
「哲学の道」は、哲学者「西田幾太郎」が思索に耽ったとされる「琵琶湖疎水」
沿いの道です。ここに、日本画家「橋本関雪」が植えた「関雪桜」が咲いています。
沢山の花見客がおられ、花婿・花嫁姿の撮影会も行われて華を添えていました。
八代将軍「足利義政」の別荘だった「銀閣寺」(慈照寺)に立ち寄りまし
たが流石に「侘び寂びの世界」に桜はありませんでした。失礼ながら、
昔友人が「古い家が一軒建っているだけ」と言ったのを思いだしました。
「銀閣寺道」を下ると「白川疎水」に出ます。ここの桜には勢いが
あり、今日見た桜並木の中では、一番豪華に思いました。
「百万遍」から「出町柳」に出て「下鴨神社」まで歩き、終了としました。下鴨神社
の桜は、ほぼ散っており、記念に「みたらし団子」発祥の地なので、食べようと思い
境内の売店に立ち寄りましたが、みたらし団子は売ってませんでした。残念。
多くの満開の桜に堪能し、久しぶりに人混みを体験した一日でした。
昼食も摂らずに、良く歩きました。(花見は4月2日です)