今年も残すところあとわずかとなりました。

門松を設置したり、ホールの模様替えをしたりと、正月を迎える準備で慌ただしくしております。

 

ケアタウンでは、毎週、映画鑑賞会が開かれています。

「昔の映画は80円だったよ」

「ヘップバーンのおしゃれ泥棒を何回も観た」

「裕次郎の看板を見に西新まで通ってたわ」

皆さま、映画にはたくさんの思い出を持たれているようです。

 

時の流れに流さないもの。

「映画」や「音楽」、「絵画」。

「川の水の冷たさ」や「頬に当たる風の感覚」。

「母親の味噌汁の味」や「夕餉前にどこからか聞こえるピアノを練習する音」。

ふとそのようなものに触れると、その時の情景が鮮やかに蘇ってきます。

映画を観て楽しくなった気持ち、好きだった人と聴いた音楽。

一緒に過ごした友人たちや家族、おいしかった食べ物、悲しいことや嬉しいこと。

アートが持つ力なのかもしれませんね。

 

「昔は良かった…」

決して現在を否定するものではなく、自分の歩んできた人生を肯定する良い言葉だと思います。

まだまだ知らない昔の良いところを、皆様からたくさん学んでいかねばいけません。