1980年代、
漫才ブームが起こり、
当時20代や30代の
若手の漫才師達が
時代を席巻していました。

当時は、
B&Bや紳助竜介、
のりおよしおや巨人阪神、
ザ・ぼんちなど、
しゃべくり漫才が主流でしたね。

その中でも
わすはツービートの大ファンで、
いつも新聞のテレビ欄で
出演番組をチェックして
テレビのスピーカー部分に
ラジカセの録音マイクを当てて
録音していたものです(笑)

当時の録音テープは
90分テープに収めていたのですが、
時代のデジタル化が進み、
カセットテープを
再生する場が少なくなって
しまいました。

最近は、アナログ音源を
パソコンに取り込んで、
デジタル化しています。

ツービートの漫才には
ボケ役のビートたけしの
兄貴や姉さん、姉さんの子供などが
よく登場していました。

なつかしいフレーズをひとつ。

たけし
「うちの兄貴なんか凝り性でね。
小学生のときに先生とかくれんぼしてて
そのまま行方不明になっちゃって」

きよし
「ええ!あのおまえの兄さんが?」

たけし
「そう。それで何年か経って偶然発見されて、
先生が、
キミ、あの時いなくなった北野君?
って聞いたら、

あ、見つかっちゃった、次は僕が鬼です!、
って言ったってんだから」

きよし
「そんなわけねーだろ」

たけし
「それにうちの兄貴は、本が好きで、
あらゆる本を読んで、
読む本がなくなっちゃって、
しまいには電話帳読んじゃって」

きよし
「で、電話帳!?」
    
たけし
「兄貴、それおもしろいのか、
って聞いたら、

うん、ストーリーは単純なんだけどね、
登場人物多くて、って」

きよし
「当たり前だ、人の名前しか
書いてないんだから!」

てな具合でした。

昔はTHE MANZAIの
LP盤のレコードとかあった
のですが、
80年代の漫才ブームのころの
ベスト版CDとか出るといいのですが。

今はひそかに
MP3プレイヤーに収めて、
眠れないときに
こっそり聞いています。