告白。 | 迷子にならない方法(模索中)。

告白。

今もやってるのかな、映画。

原作があるのは、読んでから見たい
性質なので、読んでみた。

これはー、

ぅむ。


ま、あっという間に読んでしまったね。



これをどんな風に映像化してるのか、
ちょっと気になります。



記憶に残る文章がありました。



母親が一人暮らしを始める
娘に対して贈った言葉。
と日記帳。

「何かつらいことがあれば、
お母さんはいつでも相談に乗るけれど、
そんな気分になれない時は、
一番信頼できる人に
語りかけるような気持ちで
これに書いていきなさい。

人間の脳は何でも頑張って
覚えておこうと努力するように
できているけど、
何かに書き残せば
もう覚える必要はないのだと、
安心して忘れることができるから。

楽しいことは頭に残して、
つらいことは書いて忘れなさい。」

   [告白]より引用。



そっか。
そうなのかな。

いっぱい、いっぱい書けば、
忘れられるかな。

そうすれば、この脳も
少しは落ち着いていられるのかな。

忘れる、ってなんだか悲しい気がするけど
他の場所に移すだけって考えたら
少しは楽に書けるようになるかな。

忘れたくはないもの。
忘れてはいけない事だもの。

だけど、それに雁字搦めになってる
自分がいるのも事実。






なんだか色々と考えさせられた。

ぅん。



ひとつひとつの話を、
というか、一人ひとりの告白を
読み終えるごとに、

はぁぁぁぁ、ってなる。

そんな1冊。