・古人の糟粕(そうはく)
学問や書物を軽蔑する語。
本当の精神は言葉や文字では伝えることができないから
カスに過ぎないものであるという意。
仏陀も悟った後人の心が荒んでる時代に教えを説いても無駄なのかと悩んだらしい。
それを知って神々が懇願してさらに世を見てみると教えを説くと悟れる人、無駄な人、悟れないが無駄にはならない人がいることが分かって教えを説くことにしたという。
武道でも本当の極意を得るには言葉でいくら言っても本人が努力して経験を積んで体得するしかない。
結局は本人次第だということなんだろう。
それでも学問は必要ですね。
何もしなければ全くその人の言いたいことすら分からないままになってしまう。
書物は確かにその人の真意全てを満たすことはできないけれどもキッカケにはなると思う。
仏教の経典はほとんど中国のものでまがい物も多い。
創作された経典も多く本当のブッダの言葉は分からない。
仏陀が死んだあと弟子たちが集まって確認作業したが文字に残すのではなく口伝で教えを守り続けたという。
文字に残し始めたのは数世紀経ってからです。
だからなかなか難しい。
教えはその人に合った教えを説いたので万人に通用するとは限らないので。
中国を経て日本に仏教が入ってきたからかなりいい加減な経典もあると思う。
中には話を神話みたいに作ったものもあるのであまり経典も重要とは思えない。
四諦と八正道が分かればいい気がする。
なんか難しく捏ね繰り回して修行するよりももっと実務的な教えがあるはず。
まぁ人は難しければ有難いと思いがちなのでしょうがないかな。
でわでわ。